不用品回収業でリスティング広告を使って集客を行っていても、単価の大きい仕事がなかなか取れないという悩みが出てくることがよくあります。
今回の「残置物」の関連キーワードは、そんな悩みを解決するのに役立つ検索キーワードです。
「残置物」というのは不用品回収の単価が高くなることが多いからです。
また、検索キーワードとして登録するのを見逃してしまいがちなキーワードでもあります。
ただし、残置物の関連キーワードの中には不用品回収のサービスとは関連の薄い検索キーワードもあるので注意が必要です。
今回は、この「残置物」というキーワードについて、どんな関連キーワードを登録して、どんなキーワードを除外していくべきなのかについてお伝えします。
不用品回収業のリスティング広告運用で、少しでも単価の高い仕事が取れるよう、この記事を参考にしてみてください。
「残置物」の関連キーワードは、大きく以下の3つに分類することができます。
- 不用品回収業者を探している検索キーワード
- 残置物の撤去や処分をしたい人の検索キーワード
- 不動産売買や契約に関する検索キーワード
上2つの「不用品回収業者を探している検索キーワード」と、「残置物の撤去や処分をしたい人の検索キーワード」を、まずは広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
「不動産売買や契約に関する検索キーワード」は、不用品回収業者を探している人の検索キーワードではないので、無駄に広告が表示されないよう、念のため除外キーワードとして登録しておきましょう。
それでは順番にそれぞれ見ていきます。
不用品回収業者を探している検索キーワード
まずは不用品回収業者を探している検索キーワードです。
「費用」「相場」というキーワードが含まれる場合は、検索している人が不用品回収業者を探している場合がほとんどだと考えられます。
まずはこれらの検索キーワードをメインで使うようにしましょう。
残置物の撤去や処分をしたい人の検索キーワード
「処分」「撤去」というキーワードが含まれる場合は、残置物の撤去や処分で悩んでいる人なので、これらの検索キーワードも使えます。
広告が表示されるよう検索キーワードとして登録しましょう。
ちなみに、こちらは「残置物 処分」のGoogle検索結果です。
まずは、一番上のほうに不用品回収業者のリスティング広告が出ています。
そして、自然検索の上位のほうにも、不用品回収業者が製作しているコンテンツがいくつか並んでいます。
この結果からも、検索している人が業者を探している場合が多いと判断していることが分かります。
Googleは検索する人の目的に合わせた結果を返してくれるからです。
ちなみに上部4つの広告文には「残置物」という検索キーワードが入っていません。
このような場合に、広告文の青文字タイトル部分に「残置物」と入れておくと、クリック率が上がってライバルより有利に戦える可能性が高くなります。
不動産売買や契約に関する検索キーワード
「売却」「売買」「競売」「契約書」といったキーワードを入れて検索する人たちは、残置物を法律の面などからどう処分すべきかを調べている人たちです。
ですから、不用品回収業者の集客用検索キーワードとしては不向きです。
例えば、下の「夜逃げ 残置物 処分」という検索キーワードは、Google検索結果の内容から、主に大家さんが検索に使う検索キーワードだと判断できます。
まとめ
以上、「残置物」の関連キーワードについて見てきました。
「残置物」の関連キーワードは、単価の高い仕事が取れる可能性が高いので、忘れずに登録しておきましょう。
- 不用品回収業者を探している検索キーワード
- 残置物の撤去や処分をしたい人の検索キーワード
- 不動産売買や契約に関する検索キーワード
これまで見てきたとおり、不用品回収業者を探している検索キーワードをまずはメインで使い、残置物の撤去や処分をしたい人の検索キーワードも上手に使って行きましょう。
そして、売買契約に絡むような検索キーワードは無駄なクリックが出やすいので、除外キーワードとして登録しておきましよう。
誰がどんな目的でその検索キーワードを使って検索しているかを、キーワードの意味やGoogle検索結果を確認して見極めることで、不用品回収業者の集客に使えるキーワードか、そうでないキーワードなのか判断できます。
検索キーワードを的確に使い分けてリスティング広告の費用対効果を高めていきましょう。