リスティング広告で集客している鍵修理交換業者の方、思ったように利益がでないという悩みをお持ちではないでしょうか？
そんなお悩みを解決するのには、不要なキーワードを止めるだけで良いことがあります。
ライバル業者が広告を出している検索キーワードでも、実は見込み客がほとんど含まれない検索キーワードが意外とたくさんあります。
そのようなムダな検索キーワード見分けることができれば、それらのキーワードを止めるだけでリスティング広告の費用対効果をすぐにでも上げることができるのです。
今回は、「鍵 落とした」の関連キーワードについて具体的に見ていきながら、見込み客がほとんど含まれない検索キーワードの見つけ方について解説していきます。
まずは、「鍵 落とした」の関連キーワードを以下の４つに分類してみました。
- 鍵トラブル解決業者を探している人検索キーワード
- 紛失した鍵で悪用されないか不安な人検索キーワード
- 落とした鍵を取り戻したい人の検索キーワード
- 管理会社や警察に問い合わせしたい人の検索キーワード
実は、「鍵 落とした」という検索キーワードの場合、一番上の「鍵トラブル解決業者を探している人検索キーワード」が数少ない使えるキーワードです。
そして２番目の「紛失した鍵で悪用されないか不安な人検索キーワード」も、少し使えるキーワードです。
しかし、それら以外の下２は使えない検索キーワードです。
それぞれ順番に見ていきます。
鍵トラブル解決業者を探している人検索キーワード
まずは、鍵を落として交換したいと考えて検索している人と、鍵を落としてしまい家に入れない人の検索キーワードです。
どちらも、鍵トラブルを解決するために業者を探している人の検索キーワードです。
広告が表示されるよう検索キーワードとして登録しましょう。
紛失した鍵で悪用されないか不安な人検索キーワード
次は、鍵を落としてしまい、誰かに悪用されるのではないかと心配している人の検索キーワードです。
ただ、この場合は家に入れなくて困っている人ではありません。
見込み客として考えられるのは、誰かに悪用される前に早めにシリンダーや鍵を交換して、不安から解消されたい人です。
そのような人が一定数含まれるので、ここで分類した「悪用されないか不安」の検索キーワードは、どちらかというと広告が表示されるよう検索キーワードとして使っても良いキーワードといえます。
悪用されないか不安な状態から、すぐに鍵交換の依頼に直結することはそれほど多くないので注意が必要です。
落とした鍵を取り戻したい人の検索キーワード
こちらの分類は、鍵を落とした場所の情報を加えて検索しているキーワードや、鍵の探し方について検索しているキーワードです。
つまり、落とした鍵をなんとか取り戻したいと考えている人たちです。
鍵がまだ取り戻せると考えている人達なので、この時点で鍵を交換したいという人ではありません。
例えばこちらは「トイレ鍵落とした」のGoogle検索結果です。
鍵トラブルの解決業者の広告が出ていますが、その下の自然検索結果を見ると、鍵交換のニーズがないことは明白です。
鍵を見つけたいと動いている人に、鍵開け・鍵交換サービスの広告を見せてもムダなクリックが増えるだけなので、これらのキーワードについては広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきましょう。
管理会社や警察に問い合わせしたい人の検索キーワード
最後は、マンションの管理会社や、警察に問い合わせしたい人の検索キーワードです。
問い合わせしたい先が明確な検索キーワードなので、これらの検索キーワードも広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきましょう。
まとめ
以上、「鍵 落とした」の関連キーワードについて見てきました。
- 鍵トラブル解決業者を探している人検索キーワード
- 紛失した鍵で悪用されないか不安な人検索キーワード
- 落とした鍵を取り戻したい人の検索キーワード
- 管理会社や警察に問い合わせしたい人の検索キーワード
おさらいをすると、一番上の「鍵トラブル解決業者を探している人検索キーワード」は、広告が表示されるよう検索キーワードとして使える検索キーワードです。
しかし、全体の中でこの分類の検索キーワードは、かなり検索ボリュームが少ないです。
また、２番目の「紛失した鍵で悪用されないか不安な人検索キーワード」も、一部には鍵を交換したい人も含まれるますが、一応は使えるという程度の検索キーワードです。
そして、３番目と４番目に分類した検索キーワードは、今すぐ業者に依頼したいと考える見込み客はほとんど含まれません。
つまり、今回取り上げた「鍵 落とした」の関連キーワードは、ほとんどが使えない検索キーワードです。
リスティング広告では、見込み客が多く含まれる検索キーワードだけを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録することで費用対効果を上げることができます。
今すぐ業者に依頼したい人（見込み客）がほとんど含まれない検索キーワードは停止してみましょう。
ムダな検索キーワードを停止するだけで、効果の高い検索キーワードだけを残して広告が出せるようになり、リスティング広告全体の費用対効果をかんたんに上げることができます。
