害獣駆除業でリスティング広告を使って集客をする場合、どのキーワードを選んで広告を出すかによって結果が大きく変わってきます。
組み合わせるキーワードによって、検索する人が何を求めているかというのがそれぞれ違うからです。
今回は「ネズミ駆除」の関連キーワード118個について、どのキーワードを選んで広告を出せばよいか、そしてどのキーワードを広告が表示されないよう除外キーワードとして登録すればよいかを、詳しくみていきます。
「ネズミ駆除」関連の検索キーワードは、主に以下の4つとその他に分類できます。
- ネズミを駆除してくれる業者を探している検索キーワード
- 自分でネズミ駆除をしたいと考えている検索キーワード
- ネズミを駆除したい場所が含まれている検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- その他のキーワード
基本的には、業者を探しているキーワードや地名付きのキーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
そして、自分でネズミ駆除したいと考えているキーワードは除外して広告が表示されないようにします。
ネズミを駆除してくれる業者を探している検索キーワード
まずは業者を探しているキーワードを見ていきます。
「業者」「料金」「相談」「口コミ」「即日」といったキーワードが付く場合は、検索している人が業者を探していると判断できます。
この中では「ネズミ駆除 消毒」というキーワードについては業者を探しているのかどうか少し判断に迷うので、Googleの検索結果を見てみます。
ネズミ駆除業者の広告が上から4つ並んでいます。
その下に注目すると、害獣駆除業者が作ったコンテンツが並んでいます。
また「業者」「依頼」「点検」というキーワードもいくつか出てくるので、この「ネズミ駆除 消毒」というキーワードは業者を探しているキーワードに含めてもいいと考えられます。
このように判断に少しでも迷う場合はGoogleの検索結果や検索窓に出てくるサジェストキーワードを見てみると判断の助けになります。
Googleは検索した人が求める情報を出すからです。
業者に頼むのではなく自分でネズミ駆除をしたいと考えている検索キーワード
次に、自分でネズミを駆除したいと考えている人が検索するキーワードです。
これらのキーワード(「超音波」「駆除剤」「バルサン」など)は、除外キーワードとして登録して広告が無駄に表示されないようにします。
この中にも少し判断に迷うキーワードがいくつかあります。
「ネズミ駆除 簡単」のGoogle検索結果を見てみます。
まず先程の「ネズミ駆除 消毒」のGoogle検索結果との大きな違いは、右に薬剤などのショッピング広告が9つ出てくる点です。
Googleは広告についても検索する人のニーズに合わせて変化させています。自分で何とかしたい人に合わせて薬剤関連の広告を表示させています。
また、広告の下の自然検索結果のほうを見てみると、「自分で」「駆除剤」「上手な」「グッズ」といったキーワードが目立ちます。
また、アース製薬のコンテンツも2番目に出ています。
以上から、「ネズミ駆除 簡単」は、自分で何とかしたい人が多く含まれる検索キーワードだと判断できます。
ネズミを駆除したい場所が含まれている検索キーワード
こちらはネズミ駆除を駆除したい場所が指定されている検索キーワードです。
キーワードによっては例えば「ベランダ」など自分でなんとかできそうな場所もあれば、「床下」「飲食店」など業者に依頼しないと難しそうな場所もあります。
一通り広告が表示されるよう検索キーワードとして登録しても良いですが、気になる気になるキーワードはGoogleの検索結果などを確認して除外しておきましょう。
地名付きの検索キーワード
地名付きのキーワードは基本的に近くの業者を探しているキーワードになります。
地名付きのキーワードについては、広告を表示させる地域内の主な地名をすべて登録しておきましょう。
そして広告カスタマイザ(アドカスタマイザー)機能を使って広告文にもそれらの地名が反映されるようにします。
その他のキーワード
「ネズミ駆除」の場合は、役所関連の検索キーワードも見られます。
役所関連のキーワードは役所に相談したい人が検索しているので、これらのキーワードは除外キーワードとして登録しておきましょう。
まとめ
これまで見たように「ネズミ駆除」関連のキーワードは主に以下の4つとその他のキーワードに分類できます。
- ネズミを駆除してくれる業者を探している検索キーワード
- 自分でネズミ駆除をしたいと考えている検索キーワード
- ネズミを駆除したい場所が含まれている検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- その他のキーワード
ネズミ駆除でもかなりの人達が自分でなんとかするために薬剤や超音波機器などを探していることが分かります。
例えば「ネズミ駆除 業者」というキーワードの推定クリック数が212回なのに対して、「ネズミ駆除 超音波」というキーワードの推定クリック数は300回です。
もし「超音波」というキーワードを除外しないで「ネズミ駆除」という部分一致キーワードを登録していた場合、かなりの無駄クリックが発生してしまう可能性があります。
組み合わせキーワードの中にはどちらか判断に迷うものも多くあるので、一つずつ確認して使用するキーワードと除外するキーワードを判別していくことをおすすめします。