リスティング広告の効果を上げる3つの具体的な方法

リスティング広告の実践
この記事を書いた人
石黒 文康

約15年間リスティング広告を中心にネット集客に携わる。中小企業診断士の資格を所持。シンガポールや台北で過ごした経験も。名古屋出身で、今も名古屋在住。ほぼ毎朝、自宅近くの川沿いでスロージョギングしてます。

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リスティング広告をこれから始めたいとか、なかなか効果がでないと悩んでいるけどリスティング広告って本当に効果出せるの?

という疑問に答えます。

今もネット広告の中で最も広告費が使われているのがリスティング広告です。

リスティング広告は多くの企業に必要とされている広告であり、工夫次第で効果を出すことができます。

とはいえ、普及が進んだリスティング広告は、ライバルとの競争状況が以前よりも激しくなってきているという面もあります。

この記事では、そのような状況の中、リスティング広告でより効果を出すためにはどんな施策を打っていけばいいのかを具体的にお伝えします。

リスティング広告は今も効果の高いネット広告

リスティング広告は今もネット広告の王様です。

ネット広告で一番広告費が多いのは今もリスティング広告

Google広告とYahoo!プロモーション広告のアカウントで運用できる検索連動型広告、ディスプレイ広告、You Tube広告などをすべて合わせると、この2つだけで日本のネット広告の2/3程度、1兆円が使われていると考えられます。

参考:「2018年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」

最近では、Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告などたくさんのネット広告が登場しましたが、その中でも今でも最も広告費が使われているのはリスティング広告です。

多くの企業がお金をたくさん使っていると言う事実からも、リスティング広告と言うのは効果が高い広告だといえます。

特に検索連動型広告だけで日本のネット広告費の4割近くが使われています。

広告がたくさん出ているキーワードは効果が見込める

すごくシンプルで当たり前の話しですが、リスティング広告(検索連動型広告)がたくさん出ているキーワードはリスティング広告で効果を出せる可能性が高いキーワードです。

効果のない広告に企業はお金を出さないからです。

あるキーワードで 多くの企業がいくつもの広告を出している場合は、そのキーワードはリスティング広告を使って集客が見込める市場ということになります。

逆にキーワードによっては広告があまり出ていないものもあります。そういったキーワードは、リスティング広告を出しても効果が得られないか、規約によって広告の出稿ができない場合のどちらかだと考えられます。

とはいえ、リスティング広告の仕組みはオークション形式で、多くのライバル企業がそれぞれのキーワードでしのぎを削っている状況なので、広告の出し方には工夫が必要です。

以下では、どのように広告を工夫すればライバルと戦っていくことができるのかという点について考えていきます。

リスティング広告の効果を出す3つのコツ

皆が使っている効果が見込めるリスティング広告ですが、ライバルが増えてしまったことも事実です。

今からリスティング広告を始める場合や、望んだ効果が出ずリスティング広告を改善したい場合、どうやって広告を出せば、より効果の高いリスティング広告運用ができるのか、そのコツを書いていきます。

検索結果に埋もれないよう広告文に具体的な特徴を表現する

リスティング広告と言うのは、自社の広告がライバル会社の広告と並んで表示されます。

そして検索結果に出てくるウェブサイトの一覧ともクリックされるかどうかを争う関係になります。

ですので、検索ニーズにマッチした内容であることはもちろん、広告のコンセプトをしっかり考え、自社の強み・特徴などを広告文で上手に伝えて、検索結果の中で可能な限り自社の広告をクリックしてもらう必要があります。

検索している人が、サービスの早さを求めているのか、お得な料金を求めているのか、近くの店舗を探しているのか、実績のある会社を探しているのかなどによって、料金や実績を表す数字や地名を使った具体的なキャッチコピーを含めた広告文で、他との違いを明確に伝えていくのが1つのコツです。

収益キーワードと集客キーワードの視点でリスティング広告を生かす

キーワードは、収益キーワードと集客キーワードに分けることができます。

収益キーワードと言うのは、今すぐサービスや商品の販売につながりやすいキーワードです。

一方、集客キーワードと言うのは、今すぐではなく、そのうちサービスや商品の購入に至る可能性があるキーワードです。

例えば、「防犯カメラ 通販」と言うのは今すぐ防犯カメラを買いたい人が使う収益キーワード、「防犯カメラ効果」と言うのは防犯カメラにどうな効果を知りたい(興味はあるが今すぐ買うわけではない)集客ワードになります。

また、「防犯カメラ(商品名)使い方」と言うのは収益キーワードでも集客キーワードでもなく、既に購入済みと考えられるキーワード等なので、こういったキーワードでリスティング広告を出稿するのは避けた方が良いでしょう。

このキーワードの特性をリスティング広告の広告文に生かすコツは、例えば収益キーワードでは料金やサービス利用者数の実績などを具体的な数字で訴求し、集客ワードでは検索ユーザに役立つコンテンツを用意してそのページリンクさせるというやり方です。

そして上記の集客ワードでサイトに来た人の中で、サイト内をよく巡回してくれたといった反応の良い検索ユーザに収益ワードで使った広告文でリマーケティング広告を出して購入のタイミングを待つというやり方もあります。

SNSやブログのアクセスをリスティング広告で強化する

検索広告は、キーワードによっては競争が熾烈で、かなり高いクリック単価で入札しないと検索数の多いキーワードで上位表示できないことがあります。

その場合は、直接検索結果で勝負するのではなく、自社のSNSやブログから得たアクセスを、リマーケティング広告などを使って拡張・強化するというやり方があります。

検索結果に出る広告でもリマーケティング広告を使うこともできます。ブログを見てくれたりTwitterで何かアクションしてくれた人にだけ検索連動型広告を出すという使い方も考えられます。

例えば、集客したい見込み客が訪問していると想定されるキーワード(集客ワード)から流入してきたブログ記事の訪問者にリマーケティング広告を仕掛けていったり、そのページをサイトリンク表示オプションのリンク先にしてみるという方法が考えられます。

まとめ

リスティング広告は今も効果の高い、最も企業に使われているネット広告ですが、ライバルとの競争も年々激しさを増しています。

しかし、キーワードの選び方や広告文の工夫、そしてSNSやブログのアクセスの活用、新しいリスティング広告の仕組みの活用などによって活路が見いだせる場合があります。

もちろんビジネスモデルが新しければそれだけで効果を出せる場合もありますし、無料特典などのオファーをつけるだけで広告の反応が変わってくることもあります。

リスティング広告は色々な機能や広告の配信先があり工夫しがいのある広告なので、データを取りながら様々な施策を試してみることをおすすめします。

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