水道修理業がリスティング広告を使って売上や利益を上げるために、まずは重要になるのがキーワード選定です。
この記事は、リスティング広告のキーワード選びにコツについて5分~10分でわかる内容になっています。
リスティング広告についてあまり知らない方でも「なるほど!」と思っていただけるよう、実際のキーワードをグループ分けしながら分かりやすく説明していきます。
今回は、つまりや水漏れで困ったときに連想されやすい「水トラブル」関連のキーワードについて見ていきます。
今回取り上げた「水トラブル」関連の検索キーワードは以下の71個になります。
これらの71個すべてのキーワードをグループ分けし、どのキーワードを登録すればいいか、そしてどのキーワードを除外するべきかを具体的に以下で説明していきます。
「水トラブル」関連のキーワードは、クラシアンのテレビCMで「水のトラブル クラシアン~」と放映されている影響もあって企業やサービス名付きの”指名検索”が多いのと、地域名付きで検索されることが多いことが大きな特徴です。
「水トラブル」関連で業者を探しているキーワード一覧
「水トラブル」関連のキーワードの中で、これらのキーワードは、“検索ユーザーが業者を探しているキーワード”になります。
「業者」「料金」「おすすめ」といった組み合わせキーワードは、検索ユーザーが業者を探しているキーワードになります。
これらのキーワードをまずは完全一致キーワードとして登録してみましょう。
上から3つめの「水トラブル修理」というキーワードについては、検索ユーザーが業者を探しているのか、それとも自分でなんとかしたいと考えているのか、少し判断が難しいところですが、Google検索のサジェストキーワードを見るとそのヒントが見つかります。
これらのサジェストキーワードは、「水トラブル修理」と検索した人にGoogleが別の検索キーワードとしておすすめしているキーワードです。
これらのキーワードを見ると、「料金」「安い」「おすすめ」「クラシアン」といった業者関連のキーワードが多くを占めているので、「水トラブル修理」というキーワードは業者を探しているキーワードに分類できると考えられます。
「水トラブル」関連の検索で除外すべきキーワード
では次に、「水トラブル」関連のキーワードで除外したほうがいいキーワード”を見ていきます。
まず「求人」というのは水道修理の仕事を探している人なので、除外したほうがいいキーワードです。これは分かりやすいですね。
「苦情」といった否定形のワードや、「運気」「スピリチュアル」といった風水関連のキーワードも除外しておきます。
少しわかりにくいのは「cm」「マグネット」の2つのキーワードです。
まずは「水のトラブルcm」のサジェストキーワードを見てみます。
これを見ると「CM歴代」「水漏れ修理CM」といった、CM自体を探しているキーワードも含まれるので、「CM」というキーワードは除外しておいたほうが良さそうです。
では次に「水のトラブルマグネット」のGoogle検索結果の最後に出てくる関連キーワードを見てみます。
一番最初に「コレクション」と出てきたり、全般的に水道修理の業者を探している感じがしないキーワードが多いので「マグネット」も除外しておくのが良いと考えられます。
地名付きの組み合わせキーワード
「水トラブル」関連のキーワードでは、特に多くの地域名付きの組み合わせキーワードが見られます。
地名付きのキーワード=その地域の業者を探しているキーワードになります。
地名付きのキーワードはコンバージョン率やコンバージョン単価が良い場合が多いので、広告を表示する地域の県・市・区の名前を組み合わせキーワードとして登録しておきましょう。
具体的には「+水 +トラブル +(地名)」という絞り込み部分一致で登録しておけばよいでしょう。
まとめ
「水トラブル」の関連キーワードを見てみると、地名付きキーワードを含め、業者を探している人がほとんどです。
「トイレつまり」の関連キーワードや「排水つまり」の関連キーワードのように自分でなんとかしたいという人が少ないのが特徴です。
また、地名付きキーワードが多いキーワードについては特に、広告カスタマイザ(アドカスタマイザ)を使って地域ごとに地名を変えて広告文が表示されるように設定しておくことも重要です。
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