電気工事業者がリスティング広告を始める前に、まずはどの検索キーワードで広告を出すかについてしっかり調査しておく必要があります。
キーワードによって、問い合わせが入りやすいキーワードと、そうでないキーワードに分かれるからです。
今回は、駆け付け業務を行っている電気工事業者がリスティング広告を出すという前提で、「電気 つかない」というキーワードを分類して見ていきます。
「電気 つかない」の関連キーワードでよく検索される可能性があるのはこちらの14個の検索キーワードです。
元となるメインのキーワード「電気 つかない」「電気 点かない」以外に、
- 電気工事業者を探している検索キーワード
- その他の検索キーワード
に大きく分類することができます。
電気工事業者を探している検索キーワード
まずは電気工事業者を探している人の割合が大きいと判断できる検索キーワードの一覧です。
これらのキーワードを完全一致やフレーズ一致で登録してリスティング広告で集客します。
この中では特に「業者」「緊急」といったキーワードが付く場合、検索する人のほぼ100%が業者探していると考えられます。
また「キッチン」「一部」「部屋」「お風呂」などは、場所を指定して検索しています。
これらの検索キーワードを使う人達は、主にその原因を探るために情報収集をしている人たちだと考えられます。
だだし、電気がつかない状況というのは、ブレーカーが一部落ちているか、コンセントや壁内部の配線自体が壊れてしまっているかのどちらかです。
後者の場合では自分で直すことができないので、これらの検索キーワードも業者探している検索キーワードに分類しています。
その他の検索キーワード
こちらは電気がつかなくて困っているけど、業者を探している人ではないと考えられる検索キーワードです。
まず「アパート」「マンション」「賃貸」と付けて検索する場合は、賃貸に住んでいる場合はまず誰に相談したらいいのかを検索で知りたい人だと考えられます。
その場合は、結果的には管理会社や大家さんに問い合わせすることになり、管理会社や大家さんが紹介してくれた業者に依頼する場合が多いので、その他のキーワードに分類しています。
ですから「アパート」「マンション」「賃貸」といったキーワードは、広告が表示されないよう除外キーワードとして登録しておくと良いでしょう。
ただ、緊急の場合はリスティング広告を出している業者に直接相談が来ることもありますので、件数重視でこれらのキーワードでもテストしてみたい場合は除外する必要はありません。
また「給湯器」「仏壇」のように、場所ではなく対象となる家電をキーワードとして含めている場合は、電気工事というよりはその家電自体の修理であったり、専門の業者が専用LP(例えば給湯器専用LP)を作ってリスティング広告を出していることが多いので、これらも除外キーワードとして登録しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は「電気 つかない」という検索キーワードの関連キーワードについて見てきました。
電気がつかない状況というのは、とても困る状況なので駆け付け業務を行っている電気工事業者の出番ではあります。
しかし、検索キーワードの組み合わせによっては的外れになる場合があります。
例えば、「アパート」「マンション」「賃貸」を付けて検索する人は管理会社や大家さんを通して業者に依頼する人が多くなりがちです。
また、「電気 つかない 給湯器」の場合は給湯器自体の修理になりますし、給湯器専用LPでリスティング広告を出しているライバルもいます。
このようにキーワードの組み合わせによって使えるキーワードと使えないキーワードに分かれるので、候補となる検索キーワードを一つずつ見ていって事前にキーワードの取捨選択をしておきましょう。