駆け付け業務を主とする不用品回収業がリスティング広告を使って集客する場合、どのキーワードを選んで広告を出すのかはとても重要です。
キーワードによっては、望む見込み客とは全く関係のない人たちに広告を出してしまい、無駄なクリックが増えてしまうことがあるからです。
今回は、「不用品買取」関連の101個のキーワードについて見ていきます。
「不用品買取」というキーワードは主に以下の3つに分類できます。
- 不用品回収(買取)業者を探している検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- その他の検索キーワード
基本的には、業者を探しているキーワードと、地名付きのキーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
その他の検索キーワードについてはのちほど個別に見ていきます。
不用品回収(買取)業者を探している検索キーワード
まずは業者を探していると考えられるキーワードの一覧です。
「出張」「業者」「査定」「おすすめ」「相場」といったキーワードは、業者を探しているキーワードだと考えられます。
この中では例えば「処分」というキーワードは、買取と処分を同時にやってくれる業者を探していると考えられますが、念のため検索結果を見てみます。
3つの不用品回収業者の広告の下にGoogleマップが出てきます。
マップのほうにも、不用品回収業者のリストが並んでいます。
つまりGoogleは「不用品買取 処分」というキーワードを検索する人は不用品回収業者を探していると判断しているので、このキーワードは業者を探しているキーワードだと判断できます。
このように、判断に少しでも迷ったら検索結果を見てみることをおすすめします。
地名付きの検索キーワード
次に地名付きの検索キーワードを見てみます。
地名が付くということは、近くの業者を探していると判断できるので、広告を表示させる地域の地名付きキーワードは登録すべきです。
しかし「不用品買取」というキーワードの場合は、駆け付け型の不用品回収業者を探している人だけではなく、近くのリサイクルショップに不用品を持ち込みして買い取ってもらいたい人も一部含まれます。
ですから「リサイクルショップ」「店舗」などのキーワードや、近隣で名前を知られているリサイクルショップの店名などは除外キーワードとして登録しておくと良いでしょう。
その他の検索キーワード
では最後にその他のキーワードについて見てみます。
「家具」「ベッド」「食器」など買取の対象となるものが含まれる検索キーワードについては、一つずつ検索結果を見ていくか、自社が得意分野かどうかなどに登録するかしないかを判断すると良いでしょう。
また、食器など小さいものは自分でも簡単に運べるのでリサイクルショップに自分で持ち込む人が多いということも考えられます。
「リサイクル」「リサイクルショップ」というキーワードは、家に取りに来てもらうのではなく、自分でショップに持ち込んで買取してもらいたい人が多く含まれると考えられるので、こちらも自社の業態によって判断すると良いと思います。
まとめ
以上、「不用品買取」という検索キーワードを以下の3つに分類して見てきました。
- 不用品回収(買取)業者を探している検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- その他の検索キーワード
「不用品買取」とその関連キーワードの場合、「不用品回収」関連のキーワードと違ってリサイクルショップに自分で持ち込みたい人が一定数含まれると考えられます。
駆け付け業務を主としている場合はこの点に注意が必要です。
最初はショップを探している可能性がある検索キーワードは除外するか登録しないようにして無駄なクリックをできるだけ少なくし、「不用品買取」広告グループの費用対効果が良ければ、徐々にキーワードを広げていくという方法を取るのが良いでしょう。