鍵の修理や交換など鍵に関する緊急サービスでリスティング広告を使って売上を上げたい、もっと集客したいと考える場合、まずはどのキーワードを選ぶのかが重要です。
元のキーワードが同じでも、キーワードの組み合わせによって、費用対効果のいいキーワードとそうでないキーワードに分かれるからです。
今回は、「鍵 バイク」に関する検索されやすい42個の組み合わせキーワードを分類し、どのキーワードを広告を表示させるキーワードとして登録すればよいのか、そして逆にどのキーワードを広告を表示させないように除外キーワードとして登録すればよいのかを具体的に見ていきます。
これら42個の「バイク 鍵」の関連キーワードは、大きく以下の3つに分けることができます。
- バイクの鍵に関する緊急トラブルの検索キーワード
- バイクの合鍵を作りたい検索キーワード
- 鍵の緊急トラブルとは全く関係のない検索キーワード
鍵関連のキーワードには、緊急トラブルはなく合鍵を作りたい検索キーワードが分かりにくい感じで混じっているので注意が必要です。
バイクの鍵に関する緊急トラブルの検索キーワード
以下は、バイクの鍵関連のトラブルで、今すぐ鍵のトラブルを解決したいと考えている人が検索する組み合わせキーワードです。
たとえば「紛失」「なくした」「交換」「シリンダー」「メットイン」「開かない」などはその時点で鍵トラブルで困っているキーワードなので、鍵トラブルの緊急サービスに向いている組み合わせキーワードです。
いくつか判断に迷うキーワードもあります。そんなときはGoogleの検索結果やサジェストキーワードを見てみます。
「バイク 鍵 作成料金」は合鍵を作りたいのか、今困っているのか判断に迷いますので、Google検索結果を見てみます。
まず上に3つ広告が表示されますが、そのうち2つは緊急サービス業者の広告、1つは合鍵作成業者の広告です。
その下の自然検索結果は、上2つが緊急サービス業者が作成したコンテンツです。
以上から、「バイク 鍵 作成料金」で検索する人については、鍵を紛失したので新しく鍵を作って欲しい人と、合鍵を作成してほしい人の2つに分かれるキーワードだと考えられます。
よって、このキーワードを広告が表示されるキーワードとして登録するのも良いですし、できるだけピッタリのキーワードだけを厳選したい場合は登録しないという判断もできます。
このように判断に迷うキーワードについては一つずつ検索結果などを見て判断していきましょう。
バイクの合鍵を作りたい検索キーワード
以下のキーワードは、鍵の緊急トラブルではなく、単に合鍵を作りたいと考えている人が使う検索キーワードです。
「純正」「取り寄せ」といったキーワードは合鍵作成のニーズだと検索結果からも判断できます。
例えば「ホンダ バイク 鍵 純正」のGoogle検索結果を見ると右上に大手ショッピングモールの合鍵に関するショッピング広告が表示されます。
注意したいのは、「バイク 鍵 作成」だと緊急トラブル(鍵の紛失)が検索意図に含まれますが、「ヤマハ」「スズキ」といったメーカー名がこれに加わると合鍵を探している人が多くなる点です。
キーワードの微妙な違いによって検索結果が変わってくることがあるので、念の為検索結果を見て確認していきましょう。
鍵の緊急トラブルとは全く関係のない検索キーワード
以下は、「バイク 鍵」というキーワードが含まれる組み合わせキーワードですが、鍵の修理交換とは全く関係のない検索キーワードです。
たとえば「ロードバイク」「キーホルダー」「ヘルメット」などは鍵の修理交換とは全く関係がありません。
上で緊急トラブルに分類した「バイク 鍵 メットイン」は、「バイク 鍵 ヘルメット」と一見似たようなキーワードにも感じますが、「メットイン」のほうは鍵の閉じ込めで困っている人が使うキーワードなので、検索意図が全く異なるのも面白いですね。
まとめ
「バイク 鍵」の組み合わせキーワードは大きく以下の3つに分類できます。
- バイクの鍵に関する緊急トラブルの検索キーワード
- バイクの合鍵を作りたい検索キーワード
- 鍵の緊急トラブルとは全く関係のない検索キーワード
鍵関連のキーワードには、紛失などの緊急トラブルはなく、単に合鍵を作りたい人もそれなりにいるので注意が必要です。
例えば、「バイク 鍵 作成」と「ヤマハ バイク 鍵 作成」は、前者が紛失などの緊急トラブル、後者は合鍵作成が多いと考えられます。
このような微妙な違いで検索糸が大きく異なる場合もあるので、判断に迷った場合は1つずつ検索結果やサジェストキーワードなどをみて判断していきましょう。
そうすることで、費用対効果の良いキーワードとそうでないキーワードを振り分けて、リスティング広告の運用結果を改善することができるようになります。