不用品回収業がリスティング広告で見込み客を集める場合、どのキーワードを選んで広告を出すのか、事前によく調べて判断する必要があります。
見込み客を集めやすいキーワードと、そうでないキーワードに分かれるからです。
また、競合他社には良いキーワードでも自社には不向きなキーワードという状況も考えられます。
今回は、「廃品 回収」の関連キーワードについて見ていきます。
「廃品 回収」の関連キーワードは、大きく下の2つに分けることができます。
- 対象物を指定している検索キーワード
- 地名付き検索キーワード
順番に解説していきます。
対象物を指定している検索キーワード
まずは、どんな物を廃品回収してもらいたいかが指定されている検索キーワードです。
Googleのキーワードツールから、「廃品回収」と組み合わせて検索される物は、冷蔵庫と古着が多いことがわかります。
特に「冷蔵庫」が多くなっています。
冷蔵庫や古着の回収に自社サービスが対応する場合は、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
逆に、自社で回収したくない場合は、「冷蔵庫」「古着」というキーワードを除外キーワードとして登録して広告が表示されないようにしておきましょう。
地名付き検索キーワード
次は地名付きの検索キーワードです。
地名付きの検索キーワードは、基本的には近くの廃品回収業者を探している検索キーワードになりますが、自治体が行っている廃品回収の情報を探している人が少し含まれることに注意が必要です。
例えば、「廃品回収 品川区」のGoogle検索結果は以下のとおりです。
リスティング広告のすぐ下、自然検索結果の一番上に、品川区が発信している粗大ごみについての記事が出てきます。
「廃品回収 品川区」という検索キーワードでは品川区の情報が求められていることになります。
次に「廃品回収 大田区」のGoogle検索結果を見てみます。
この場合は、リスティング広告のすぐ下にマップと不用品回収業者のリストが出てきます。
このことから、「廃品回収 品川区」よりも、「廃品回収 大田区」と検索する人のほうが、業者を探している人の割合が多いだろうと判断できます。
他にも地名付きで検索結果を見ていると、「廃品回収 大田区」と同じように、自治体の情報よりもマップと業者のリストが上に来る場合が多いので、「廃品回収 +地名」は比較的業者を探している人が多いと判断できます。
まとめ
以上、「廃品回収」の関連キーワードについて見てきました。
- 対象物を指定している検索キーワード
- 地名付き検索キーワード
廃品回収というと廃品回収車のイメージがありますが、人によっては地名付きで近くの業者を探す人もいることがわかります。
「廃品回収」の地名付きキーワードは、自治体の情報を探している人も少し含まれますが、実際に検索してみるとほとんどの地名付き検索キーワードでリスティング広告のすぐ下にマップが表示されます。
つまり、全般的には業者を探している人が多いので、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録していきましょう。