屋根修理業者がリスティング広告を出す前に、どんなキーワードを選んで広告を出せばいいのかをよく調べておく必要があります。
キーワードの組み合わせによって、広告を出したほうがいいキーワードと、広告を表示させないほうがいいキーワードに分かれるからです。
例えば屋根修理業者を探している検索キーワードを広告が表示されるよう登録し、自分で屋根を直したい人の検索キーワードを広告が表示されないように除外キーワードとして登録します。
今回は、屋根修理業者が必要とされる場面の多い「雨漏り」の関連キーワードについて見ていきます。
「雨漏り」の関連キーワードは大きく以下の６つに分類できます。
- 屋根修理業者を探している検索キーワード
- 地名付き検索キーワード
- 火災保険関連の検索キーワード
- 自分で雨漏りを直したい人の検索キーワード
- その他の検索キーワード１
- その他の検索キーワード２
この分類では主に上の３つを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
上から順番に見ていきます。
屋根修理業者を探している検索キーワード
まずは屋根修理業者を探している人の割合が多い検索キーワードです。
「費用」「業者」「相場」「屋さん」「見積もり」といったキーワードが入っている場合は明らかに業者を探している検索キーワードです。
「修理」「工事」などは、Googleの検索結果を見てみると分かりますが、基本的には業者を探している人の割合が多い検索キーワードです。
判断に迷う場合はGoogle検索してみて、以下の項目をチェックすることでGoogle検索してみると、業者を探している人の割合が多いのか、それとも自分で直したい人が多いのかを判断できます。
- リスティング広告が表示されているか
- ショッピング広告が表示されていないか
- マップが表示されているか
- 自然検索結果のタイトル
- サジェストキーワードや「他のキーワード」
地名付き検索キーワード
「雨漏り」では地名付きでも少しは検索されます。
地名付き検索キーワードは、基本的に近くの業者を探している検索キーワードなので、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
広告を表示させる地域の地名を付けて登録しておきましょう。
火災保険関連の検索キーワード
雨漏りの屋根修理では火災保険を使えることが多いので、屋根を直してほしい人にとっても火災保険が使えるかどうかが大きな問題です。
これらの検索キーワードで広告を出す場合は、広告文やLPにも火災保険を使ってお得に屋根修理ができることをしっかり伝えておきましょう。
競合他社もそうしている場合が多いので、火災保険について広告文やLPになにもかいていないと勝負になりません。
自分で雨漏りを直したい人の検索キーワード
次は自分で雨漏りを直したい人の検索キーワードです。
「diy」「シート」「スプレー」「テープ」「グッズ」などのキーワードを広告が表示されないように除外キーワードとして登録します。
これらのキーワードを付けて検索する人は、これらのものを買って、自分で雨漏りを直したい人だからです。
ちなみに「補修」というキーワードは、Google検索してみると分かりますが、「修理」と比べると自分で直したい人の割合が多い検索キーワードです。
ただし、業者を探している人も一定数は含まれるので、広告費に余裕があったり、売上や件数重視の場合は広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
その他の検索キーワード１
その他の検索キーワードは、分類が細かくなりすぎるのでまとめたものですが、その中でも２つに分けました。
まず「その他の検索キーワード１」のほうは、場合によっては広告が表示されるよう検索キーワードとして登録してもいいキーワードの一覧です。
「場所」として分類した検索キーワードについては、自社で対応している場所であれば広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
たとえば「窓枠」などは不要な場合は除外キーワードとして登録します。
「調査」として分類した検索キーワードについては、調査して自社のビジネスに繋がりそうな場合は広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
その他の検索キーワード２
こちらは主に除外キーワードとして登録すべきその他の検索キーワードです。
特に雨漏りの場合は自動車関連の検索キーワードがあるので、これらはすべて除外キーワードとして登録しておきましょう。
センサー関連も、業者を探している人ではなく、屋根修理業者自身が検索していることも考えられるので除外キーワードのほうが良さそうです。
まとめ
以上「雨漏り」の関連キーワードを以下の６つに分類してみてきました。
- 屋根修理業者を探している検索キーワード
- 地名付き検索キーワード
- 火災保険関連の検索キーワード
- 自分で雨漏りを直したい人の検索キーワード
- その他の検索キーワード１
- その他の検索キーワード２
この中では、特に火災保険関連のキーワードに注目すべきです。
雨漏り修理では特に火災保険関連の検索数が多く、サービスを受けたい人たち自身がネットを使って情報収集しており、火災保険を使ってお得に雨漏りをしたいと考えている人が多いと考えられます。
LPや広告文を考える際には火災保険についてもしっかりリサーチして訴求ポイントとして含めると良いでしょう。
また除外キーワードについては、特に車関連が目立ちます。
具体的には有名な車の名前をすべてネットから拾ってきて除外キーワードとして登録しておく方法があります。
