駆け付け業務を行っている鍵修理業者がリスティング広告で集客をする場合、まず重要になるのがキーワード選びです。
キーワードの組み合わせによって、集客に使えるキーワードと、そうでないキーワードに別れます。
集客に使えないキーワードまで含めてしまうとリスティング広告の費用対効果が悪くなります。集客に使えないキーワードは、広告が表示されないように除外キーワードとして登録する必要があります。
今回は、「鍵 開ける」という検索キーワードの関連キーワードについて見ていきます。
「鍵 開ける」の関連キーワードは大きく以下の3つに分類できます。
- 鍵修理業者を探している検索キーワード
- 鍵を開ける方法を探している人の検索キーワード
- 別ジャンルの検索キーワード
基本的に「鍵 開ける」や「鍵 開ける(+他のキーワード)」で検索する人たちは、鍵が開かなくて困っている人たちです。
その中でも、鍵修理業者を探している検索キーワードを、まずは広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
それでは分類を上から順に見ていきます。
鍵修理業者を探している検索キーワード
まずは業者を探している検索キーワードです。
「業者」「安い」「料金」といったキーワードが付く場合は、業者を探している検索キーワードだと判断できます。
「業者」というキーワード以外は、すべてが料金に関する検索キーワードです。
このことから、広告文やLPにはわかりやすい料金表や割引情報などを目立たせたりLPの上のほうで見せたりすると良いでしょう。
鍵を開ける方法を探している人の検索キーワード
次は、鍵が開かなくて困っている人の検索キーワードです。
検索しているので、鍵を開けるための情報や方法を探している人になります。
その情報や方法には、業者に依頼するという方法ももちろん含まれますので、これらのキーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録しますが、上の業者を探している検索キーワードと比べるとクリック率は下がるのが普通です。
例えば「鍵 開ける 方法」のGoogle検索結果は以下のようになります。
上に4つ業者のリスティング広告が並んでいますが、その下の自然検索のコンテンツの青文字の記事タイトルを見ると、「自分で」「自力で」「手口」といったキーワードがあります。
また、さらにその下の動画では、自分で鍵を開ける方法が紹介されています。
このことから、「鍵 開ける 方法」という検索キーワードについては、業者を探している人も少し含まれる(リスティング広告が出ているから)けど、自分で鍵を開ける方法を探している人が多い検索キーワードだと判断できます。
もし、効率重視でリスティング広告を出す場合は、「方法」というキーワードを広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておくのも良いでしょう。
別ジャンルの検索キーワード
最後は明らかに、鍵開けサービスとはまったく関係ない検索キーワードです。
これらの検索キーワード、たとえば「犬」「ケージ」「おもちゃ」「スマホ」といったキーワードを、広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきます。
たとえば「スマホ 鍵 開ける」という検索キーワードは、スマートキーについての情報を探している人になります。
まとめ
これまで見てきたとおり、「鍵 開ける」の関連キーワードは、大きく以下の3つに分類することができます。
- 鍵修理業者を探している検索キーワード
- 鍵を開ける方法を探している人の検索キーワード
- 別ジャンルの検索キーワード
まずは一番上の業者を探している検索キーワードを、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
そして2番目の方法を探している検索キーワードについては、売上や問い合わせ件数重視の場合はすべて登録しますが、以下の場合などは逆に広告が表示されないように除外キーワードとして登録するのも一つの手です。
- きるだけ安く問い合わせを取りたい場合
- はじめてリスティング広告を出す場合
- LPの改善余地が大きい場合
3番目の別ジャンルの検索キーワードについては、広告が表示されないように除外キーワードとして登録して無駄なクリックを減らしましょう。
以上のようにキーワードを整理してリスティング広告を始めるのは基本的なことになりますので、キーワード選定についてはしっかり取り組んでいきましょう。