リスティング広告では、どのキーワードを選んで広告を出すかによって、結果が大きく変わってきます。
そこで、主要なキーワードについては、あらかじめその特性を見ながら大まかに分類しておくと、キーワードを上手く活用できてリスティング広告の結果も良くなります。
電気工事業でリスティング広告を出す場合「配線工事」関連のキーワードも重要なキーワードのひとつです。
今回は、以下の「配線工事」関連のキーワード57個を分類して見ていきます。
「配線工事」の関連キーワードは大きく以下の4つに分類することができます。
- 電気工事業者を探している検索キーワード
- LAN・wi-fi関連の検索キーワード
- 自分で配線工事したい人の検索キーワード
- その他の検索キーワード
この中では、電気工事業者を探している検索キーワードを、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
LAN・wi-fi関連の検索キーワードについては、関連の配線工事を積極的に自社で行っているのであれば、LAN・wi-fi専用LPを作って広告が表示されるよう検索キーワードとして登録しますが、そうでない場合は除外キーワードとして登録しておきましょう。
ライバルがLAN・wi-fi関連の配線専門業者である確率が高いからです。
それでは順に見ていきます。
電気工事業者を探している検索キーワード
まずは電気工事業者を探している検索キーワードの一覧です。
「費用」「業者」「会社」「依頼」「見積り」といったキーワードが付いている場合は、その意味から電気工事業者を探している検索キーワードだと判断できます。
「配線工事」の「工事」というキーワード自体、工事=業者が行うことという意味で使われることが多いので、「テレビ」「エアコン」などと組み合わされた場合も、業者を探している人が多いと考えられます。
また、たとえば「インターホン」の工事は受けたくない場合は、「インターホン」というキーワードを除外キーワードとして登録します。
LAN・wi-fi関連の検索キーワード
次にLAN・wi-fi関連の検索キーワードです。
上にも書きましたが、配線工事の中でもLANやwi-fiなどの通信ネットワークの配線工事は特殊な分野になるので、専門の業者が多数存在します。
もし自社がLANやwi-fiなどの通信ネットワークの配線工事専門でない場合は、広告を表示させたい地域で実際にGoogle検索してみて、他社が通信ネットワーク専門の業者かどうかチェックしてみましょう。
もしリスティング広告を出している業者の中で大半の業者がLAN専門の場合は、そちらに見込み客が流れてしまう可能性が高いので、LAN関連のキーワードの登録は控えたほうが良いかもしれません。
自分で配線工事したい人の検索キーワード
次に、自分でなんとかしたい人の検索キーワードです。
「配線工事」は基本的に業者が行うというニュアンスが強いキーワードですが、「DIY」「工具」「モール」などのキーワードが付く場合は、業者に依頼したい人ではなく、自分で配線工事をしたい人が情報を探している検索キーワードだと判断できます。
これらのキーワードは、除外キーワードとして登録し、無駄に広告が表示されないようにしておきましょう。
その他の検索キーワード
最後にその他のキーワードをまとめました。
まずケーブルテレビ関連や、「フレッツ」「スカパー」など特定業者を探している検索キーワードについては、ある特定の業者をピンポイントで探している検索キーワードなので、除外キーワードとして登録しておいたほうが良いでしょう。
「資格」「耐用年数」といったキーワードはサービスを受けたい側ではなく、サービスを提供する側(電気工事関連の資格を受けたい人など)が検索するキーワードなので、これらも除外します。
あとは「配線工事 大阪」のように、地名付きで検索される場合もあるので、広告を表示させる地域の地名付きの検索キーワードも使えます。
まとめ
以上、「配線工事」関連のキーワードを見てきました。
配線工事は以下のとおり大きく分類できます。
- 電気工事業者を探している検索キーワード
- LAN・wi-fi関連の検索キーワード
- 自分で配線工事したい人の検索キーワード
- その他の検索キーワード
特にLAN関連の検索キーワードについては、自社に専門性があるか、そして広告対象地域でLAN専門業者が広告を出しているかどうかをチェックしてから、広告を出稿するかどうかを決めると良いでしょう。
また、テレビやアンテナ関連のキーワードの中でも、ケーブルテレビやスカパーなど特定の業者を指定して検索しているキーワードは除外キーワードとして登録する必要があります。
配線工事の関連キーワードはいろいろあるので、その中から自社の得意分野と関連するキーワードだけに絞って広告を出稿していきましょう。