害獣駆除業者がリスティング広告を出す場合に、まずは重要なのが、どのキーワードを選んで広告を出すかです。
キーワードの組み合わせによって、業者に依頼したい人が多いキーワード、自分で害獣駆除した人が多いキーワード、関連しているように見えて検索意図が全くちがう別ジャンルのキーワードなどに分かれるからです。
今回は、以下の「害獣駆除」の関連キーワード71個について見ていきます。
「害獣駆除」関連のキーワードは、大きく以下の6つに分類できます。
- 害獣駆除業者を探している検索キーワード
- 害獣がいる場所を含めて検索しているキーワード
- 地名付きの検索キーワード
- 自分で害獣駆除したい人の検索キーワード
- 求人独立関連の検索キーワード
- 別ジャンルの検索キーワード
この中では、上の分類3つを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
そして下の分類3つは組み合わせキーワードを除外キーワードとして登録します。
それでは順に見ていきます。
害獣駆除業者を探している検索キーワード
まずは害獣駆除業者に依頼したいと考えている人の割合が多いと判断できるキーワードの一覧です。
「業者」「金額」「口コミ」「相場」などが組み合わせキーワードとして使われている場合は、業者に依頼したい人の検索キーワードだと判断できます。
これらのキーワードをまずは広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
ちなみに、「口コミ」「おすすめ」といったキーワードは、比較サイトを探している人の検索キーワードなので、「業者」「費用」といったキーワードが組み合わされる場合よりもコンバージョン率が落ちる場合があります。
害獣がいる場所を含めて検索しているキーワード
次に、害獣がいる場所を含めて検索しているキーワードです。
先程の業者を探している検索キーワードとくらべて、情報収集中や、自分でなんとかしたいというの人達の割合が多くなります。
「害獣駆除 屋根裏」で検索するとこのような結果になります。
一番上に害獣駆除業者のリスティング広告がならんでいます。
そして右上には自分でなんとかしたい人が使う駆除剤のショッピング広告が出ています。
リスティング広告の下の自然検索結果は大手通販サイトが1位と2位に、そして3位に害獣駆除業者のサイトが来ています。
Googleは検索キーワードごとに、そのニーズに合わせて検索結果を変えるので、リスティング広告が出ている点と、自然検索結果の3位に業者のサイトが来ている点の2つの点から、「害獣駆除 屋根裏」という検索キーワードを使う人の一定数が業者を探している人たちだと分かります。
地名付きの検索キーワード
地名付きの検索キーワードは、近くの害獣駆除業者を探している人が使う検索キーワードです。
ですからリスティング広告を表示させる地域内の地名はすべてフレーズ一致などで登録しておきましょう。
ただし、地名付き検索キーワードで検索する人の一部は、求人情報を探している人もいるので、キャンペーンや広告グループに「求人」関連の除外キーワードを設定しておきましょう。
自分で害獣駆除したい人の検索キーワード
「グッズ」「超音波」「スプレー」などのキーワードが含まれる場合は、業者に依頼したい人ではなく、自分で害獣を駆除したい人になります。
ですからこれらの組み合わせキーワードを除外キーワードとして登録して、広告の無駄なクリックをできるだけ無くします。
求人独立関連の検索キーワード
「害獣駆除」の関連キーワードには、求人情報を探している人や、独立開業を目指している人たちが使う検索キーワードもあります。
ですから「募集」「資格」といったキーワードも除外キーワードとして登録しておきましょう。
Googleのキーワードツールなどを使って除外キーワードを網羅的に登録しておくことで、「害獣駆除」のフレーズ一致キーワードを登録できるようになり、機会損失を防ぐことができます。
別ジャンルの検索キーワード
最後に、その他のキーワードになります。
「市役所」や「報奨金」を付けて検索する人は、業者に依頼したい人ではないので除外しておきます。
また「補助金」も、それについての情報収集をしているキーワードなので除外しておいたほうが良いでしょう。
まとめ
「害獣駆除」関連のキーワードは大きく以下の6つに分けることができます。
- 害獣駆除業者を探している検索キーワード
- 害獣がいる場所を含めて検索しているキーワード
- 地名付きの検索キーワード
- 自分で害獣駆除したい人の検索キーワード
- 求人独立関連の検索キーワード
- 別ジャンルの検索キーワード
この中では特に、業者を探している検索キーワードと、地名付き検索キーワードをメインで使って、広告が表示されるよう検索キーワードとしてまずは登録します。
そして「害獣駆除」というキーワードそのものを使って、フレーズ一致や部分一致で機会損失なく広告を出したい場合は、除外キーワードを網羅的に登録しておく必要があります。
その場合は、下3つで分類したキーワードを、さらに細かいところまで見て網羅的に除外キーワードとして登録し、リスティング広告を始める段階から無駄なクリックが出ないようにしておきましょう。