水道修理業がリスティング広告を始める場合、どのキーワード選んで広告を出すかによって結果が大きく違ってきます。
キーワードの組み合わせによって、問い合わせが入りやすいキーワードと、無駄なクリックが多くなりやすいキーワードに分かれるからです。
この記事を読むことで、どんなキーワードを選んでリスティング広告を出せばいいのかを、具体的なキーワードを見ながら学べる内容となっています。
今回は、水道修理の仕事の中では比較的低単価で見込み客が取れる「パッキン交換」「パッキン修理」の関連キーワード119個について見ていきます。
「パッキン交換」「パッキン修理」関連のキーワードは大きく以下の3つに分類できます。
- 水道修理業者を探している検索キーワード
- 水道修理とは関係ない別ジャンルの検索キーワード
- 自分でパッキンを交換したい人の検索キーワード
この中では、一番上の水道修理業者を探している検索キーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
その他2つのほうは、広告が表示されないよう除外キーワードとして登録する必要があります。
「パッキン交換」関連のキーワードは、特に水道修理とは全く関係のない検索キーワードがたくさんあるので注意が必要です。
以下で詳しくみていきます。
水道修理業者を探している検索キーワード
まずは、水道修理業者を探している人の割合が多いと判断できる検索キーワードの一覧です。
「費用」「料金」「業者」などが付く場合は業者を探している検索キーワードだと判断できます。
「パッキン交換・修理」関連のキーワードの中では、水道修理業者を探している検索キーワードの比率が他のキーワードと比べると少ない(自分で何とかしたい人や別ジャンルの検索が多い)ので、これらのキーワードは貴重な集客源となります。
水道修理とは関係ない別ジャンルの検索キーワード
「パッキン交換」の組み合わせキーワードは、水道とは関係ない別ジャンルの検索キーワードが多いので、これらの組み合わせキーワードはすべて除外キーワードとして登録しておく必要があります。
例えば「ティファール」「窓」「圧力鍋」「冷蔵庫」「車」などを、広告が表示されないよう、除外キーワードとしてすべて登録していきます。
ちなみに、「パッキン交換」を完全一致キーワードとして登録する場合はこれらの除外キーワードを登録する必要はあまりありませんが、フレーズ一致や絞り込み部分一致で「パッキン交換」を使う場合は必ず登録しておいてください。
完全一致の場合は機会損失が出ますが、部分一致などの場合は無駄クリックのコストとそれを防ぐための管理コストがかかります。
問い合わせ件数重視の場合はフレーズ一致や絞り込み部分一致、利益率重視の場合は完全一致キーワードになります。
自分でパッキンを交換したい人の検索キーワード
最後に、パッキン交換を自分でしたい人の割合が多いと考えられる検索キーワードの一覧です。
パッキン交換自体は水道修理の中でも簡単に行なえますので、「パッキン交換」の関連キーワードは、自分でやりたい人が多い検索キーワードです。
これらのキーワードは、完全一致またはフレーズ一致の除外キーワードとして登録することで、無駄なクリックを減らすことができます。
しかし、これらの検索キーワードで検索する人の中には、一定割合で業者をに依頼したい人も含まれます。
もし予算に余裕があり、かつコンバージョン単価や利益率よりも件数や売上を重視する場合は、これらの検索キーワードを広告が表示されるよう完全一致やフレーズ一致の検索キーワードとして登録していって、結果を見ながら調整していくと良いでしょう。
まとめ
以上、「パッキン交換」「パッキン修理」の関連キーワードを見てきました。
これらの検索キーワードは以下のとおり大きく3つに分類できます。
- 水道修理業者を探している検索キーワード
- 水道修理とは関係ない別ジャンルの検索キーワード
- 自分でパッキンを交換したい人の検索キーワード
基本的には水道修理業者を探している検索キーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
そして別ジャンルの検索キーワードと、自分でパッキン交換した人の検索キーワードを除外キーワードとして登録します。
ただし、予算に余裕があり、問い合わせ件数や売上増加を優先する場合は、3つめの自分でパッキン交換したい人の検索キーワードも、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録してテストしながら調整や絞り込みをしていくと良いでしょう。
このように、キーワードの特性だけではなく、リスティング広告運用の状況や目的によってもキーワードの選び方は変わってきます。