リスティング広告の良さの一つは、自分で好きなキーワードを選んで、そのキーワードが検索されたときだけに広告を表示できることです。
ただし、関連がありそうだからといって、やみくもにキーワードを登録していくと失敗することがあります。
元となるキーワードが同じでも、組み合わせるキーワードによって、問い合わせが入りやすいキーワードと、そうでないキーワードに分かれるからです。
今回は、水道修理業者がよく登録するキーワード「水道業者」の関連キーワード58個について見ていきます。
「水道業者」は大きく以下の3つに分類できます。
- 水道業者を探している検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- 求人起業関連の検索キーワード
「水道業者」というキーワード自体が業者を探しているキーワードなので、「水道業者」の関連キーワードほぼ全てを広告を表示させる検索キーワードとして登録しますが、一部は除外キーワードとして登録するものもあります。
以下では分類したキーワードを順に見ていきます。
水道業者を探している検索キーワード
まずは明らかに水トラブルで困っていて水道修理業者に依頼したいと考えているひとが検索するキーワードの一覧です。
「評判」「比較」「料金」「市指定」といったキーワードが含まれる場合は業者を探しているキーワードだと判断できます。
ただ注意したいのは、「評判」「ランキング」「おすすめ」といったキーワードの場合は、第三者の記事を見てまずはいろいろな業者を比較したいという人なので、リスティング広告をクリックしてすぐに問い合わせがくる確率は他のキーワードと比べて少し下がる可能性があります。
もちろん、こういったキーワードをリスティング広告用LPに誘導するよう登録してもいいのですが、他にも使いみちがあります。
たとえば「水道業者 評判」「水道業者 ランキング」「水道業者 おすすめ」などで検索してみて、アフィリエイトのランキングサイトを見つけます。
そのアフィリエイトサイトの運営者に連絡して、自社のサイトを掲載してもらうという方法です。
そうすることで、リスティング広告だけに頼らず、アフィリエイトという他の施策でも集客の窓口を広げることができるので、結果的に日々の集客の成果を安定させることができるようになります。
ただし、こういった比較系のキーワードで検索する人の場合は、リスティング広告から来た人とは異なり、相見積もりが多くなったり、冷やかし客も多くなることもあります。
ですから、アフィリエイトから来た見込み客の成約率や顧客単価などを、リスティング広告から来た見込み客と分けて計測・チェックしておくことも必要です。
地名付きの検索キーワード
次に地名付きの検索キーワードです。
「水道業者」は地名付きでかなり検索されるキーワードだと言えます。
地域内で指定できる地区の地名についてはすべて検索キーワードとして登録し、アドカスタマイザーなどを使って広告文に地名キーワードが連動して出るように設定すると良いでしょう。
地名付きキーワードはコンバージョン単価が低くなる傾向があるので登録をおすすめします。
求人関連の検索キーワード
最後は一つだけになりますが、求人関連のキーワードです。
検索エンジンを使って求人情報を探している人も多いので、求人や起業関連のキーワードはキャンペーンレベルで予め除外しておきましょう。
まとめ
「水道業者」という検索キーワードは大きく以下の3つに分類できます。
- 水道業者を探している検索キーワード
- 地名付きの検索キーワード
- 求人起業関連の検索キーワード
「水道業者」というキーワード自体に「業者」という言葉が含まれているので、組み合わせキーワードのほぼ100%が業者を探している検索キーワードになります。
ただし、「評判」「ランキング」「おすすめ」といった比較系キーワードについては、第三者の比較コンテンツを見たい人が検索するキーワードなので、こういったキーワードについてはリスティング広告だけではなくアフィリエイトの仕組みを活用することも考えられます。
また、「水道業者」についても求人関連のキーワードで一部検索されますので、これらのキーワードは除外キーワードとして設定しておきましょう。