水道修理業者がリスティング広告を出す場合、どんなキーワードで広告を出すかによって、結果が大きく変わってきます。
できるだけ無駄な広告費を少なくして、より多くの問い合わせを得るためには、キーワード選びというのが最も大切な最初のステップになります。
今回は、「洗面台 水漏れ」「洗面台 つまり」というキーワードについて具体的に見ていきながら、キーワード選びのコツをお伝えします。
「洗面台 水漏れ/つまり」関連のキーワードは、大きく以下の4つに分類できます。
- 水道修理業者を探している検索キーワード
- 自分で洗面台を直したい人の検索キーワード
- 症状や状態など問題そのもので検索しているキーワード
- メーカー名を付けて検索しているキーワード
この中では、まずは水道修理業者を探している検索キーワードを広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
そして自分で洗面台を直したい人の検索キーワードは除外キーワードとして登録して広告が無駄に表示されないようにします。
下の分類2つについては、状況に応じて、またはキーワードごとに判断して使い分けをします。
以下で詳しく見ていきます。
水道修理業者を探している検索キーワード
まずは水道修理業者を探していると判断できる検索キーワードです。
「料金」「業者」「見積もり」といったキーワードが入っている場合は業者を探している検索キーワードだと判断できます。
「洗面台 水漏れ 修理」というキーワードは少し判断に迷うのでそういった場合はGoogleで実際に検索してみます。
まずは水道修理業者の広告が上に4つ並んでいます。
そしてその下の自然検索結果の青文字の記事タイトルを見ると、業者名や「費用」「業者」といったキーワードが見えます。
これらの状況から、「洗面台 水漏れ 修理」という検索キーワードは、業者を探している人の割合が多いキーワードだと判断できます。
自分で洗面台を直したい人の検索キーワード
次に自分で洗面台を直したい人が多く含まれると判断できる検索キーワードです。
これらのキーワードの組み合わせキーワードのところを部分一致の除外キーワードとして登録することで、無駄なクリックを減らすことができます。
「方法」「重曹」「パイプフィニッシュ」などは自分で直したい人が検索に使う検索キーワードです。
また「パッキン」や「トラップ」など部材名で検索する場合も、自分で直したい人が多いと考えられます。
症状や状態など問題そのもので検索しているキーワード
次は、洗面台の水漏れやつまりの症状や状態そのものの意味で検索しているキーワードの一覧です。
これらのキーワードは、
- 業者を探している
- 自分で直す方法を探している
この2つどちらも同じくらい存在すると考えられます(どちらか判断できません)。
ですから、もし件数や売上アップを重視していて、予算にも余裕があるならこれらのキーワードを、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
もし予算に余裕がなかったり、利益率重視の場合は登録を控え、最初は業者を探している検索キーワードだけにしておきましょう。
メーカー名を付けて検索しているキーワード
最後はメーカー名付きで検索されているキーワードです。
こちらも判断が難しいキーワードになります。
メーカー直のサポート窓口や、メーカー専属の認定業者を探している場合などがあるからです。
もし自社が特定のメーカーの認定修理業者の場合は広告が表示されるよう検索キーワードとして登録してもいいですが、それ以外の場合は一旦登録を見送りするほうが良いでしょう。
もちろん予算に余裕があってテストしたい場合は積極的に登録していっても良いキーワードになります。
まとめ
以上、「洗面台 水漏れ」「洗面台 つまり」関連のキーワードについて見てきました。
- 水道修理業者を探している検索キーワード
- 自分で洗面台を直したい人の検索キーワード
- 症状や状態など問題そのもので検索しているキーワード
- メーカー名を付けて検索しているキーワード
この分類では、業者を探している検索キーワードを広告表示に使い、自分で直したい人の検索キーワードは除外キーワードとして登録します。
下の分類2つについては、予算に余裕があって売上や件数重視の場合や、自社が特定メーカーの認定業者の場合は積極的に使っていきましょう。
広告運用の方針や自社の特性によってもキーワード選択の幅が変わってきますので、それらも踏まえて総合的に判断してキーワードを一つずつ吟味しながらリスティング広告を運用していく必要があります。