車トラブルの解決業者がリスティング広告を使って集客する際に、どんなキーワードを選んで広告を出せばよいのでしょうか?
そのヒントをこの記事で解説していきます。
一見、似たような検索キーワードであっても、リスティング広告として使えるキーワードと、無駄なクリックばかりが発生してしまうキーワードに分かれます。
できるだけ効率的にリスティング広告を運用するためには、予め無駄なキーワードは排除しておくことが必要です。
今回は、「エンジンかからない」という検索キーワードの関連キーワードを見ていきます。
「エンジンかからない」の関連キーワードは、大きく以下の6つに分類することができます。
- 車トラブル解決の業者を探している人
- バッテリー上がりで困っている人
- 車のエンジンがかからず困っている人
- バイクのエンジンがかからず困っている人
- バッテリー以外の理由でエンジンがかからない人
- 乗り物以外のエンジンがかからず困っている人
上から4つについては、基本的に広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
下の2つは除外キーワードとして登録する検索キーワードになります。
それでは順番に見ていきます。
車トラブル解決の業者を探している人
まずは車トラブル解決の業者を探している検索キーワードです。
「修理代」と付く場合は、お金を払う気で検索しているので、業者を探している人だと想定できます。
「エンジンかからない 修理」というキーワードは、以下のような検索結果になります。
上2つにリスティング広告が表示されていることが分かります。
この事実から、「エンジンかからない 修理」と検索する人は比較的広告をクリックしやすい=業者を探している人が一定数含まれると判断できます。
Googleは広告がクリックされない検索キーワードには広告を出さない傾向にあるからです。
バッテリー上がりで困っている人
エンジンがかからなくなってしまった際に、「セルが回らない」「電気がつかない」場合は、バッテリー上がりの可能性が高いので、これら2つもバッテリー上がりで困っている人に含めることができます。
ですから、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
広告文タイトルに、検索キーワードに合わせて「セルが回らない」「電気がつかない」といった文言を含めるとクリック率が上がるのでオススメです。
車のエンジンがかからず困っている人
車名付きでも検索されることがあります。
「主要な車名」+「エンジンがかからない」で組み合わせキーワードを生成し、検索キーワードとして登録する方法も考えられます。
バイクのエンジンがかからず困っている人
バイクのエンジンがかからなくて困っている人もいます。
もし、バイクのバッテリー上がりを対象外にしたい場合は、バイク関連の検索キーワードを広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきましょう。
バッテリー以外の理由でエンジンがかからない人
エンジンがかからない理由が、バッテリー上がり以外の原因の場合もります。
例えば、「セルは回る」「電気はつく」といった場合です。
これらの検索キーワードについては、広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておくと良いでしょう。
乗り物以外のエンジンがかからず困っている人
一般的な乗り物以外はビジネスの対象とはならないことが多いはずなので、「チェーンソー」「ユンボ」といったキーワードは、広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきましょう。
まとめ
以上、「エンジンがかからない」の関連キーワードについて見てきました。
- 車トラブル解決の業者を探している人
- バッテリー上がりで困っている人
- 車のエンジンがかからず困っている人
- バイクのエンジンがかからず困っている人
- バッテリー以外の理由でエンジンがかからない人
- 乗り物以外のエンジンがかからず困っている人
まずは業者を探している人や、バッテリー上がりで困っていることが明らかな人の検索キーワードを、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
バイクについては、自社で顧客として対応するかどうかによって、検索キーワードとして登録するか、除外キーワードとして登録するかを判断します。
バッテリー上がり以外の理由でエンジンかからなくて困っている人や、一般的な乗り物以外のバッテリー上がりで困っている人もいるので、こうしたキーワードは広告が表示されないように除外キーワードとして登録しておきましょう。
以上のような視点で分類し、除外キーワードを適切に設定しておくことで、リスティング広告全体のパフォーマンスを上げることができます。