競争の激しい歯の美容医療に関する検索キーワードで、月50万円から100万円以上リスティング広告に使っているのに、なかなか結果が出ないとお悩みではありませんか？
この記事では、そんなお悩みを持つ歯科医院の先生向けに、リスティング広告で成功するためのヒントを専門のプロが分かりやすく解説しています。
今回は「インビザライン」の関連キーワードを分析していきます。
インビザラインの関連キーワードは一見して、ほとんどが使える検索キーワードだと思われるかも知れません。
しかし、検索キーワードごとに、緊急性というものに大きな違いがあります。緊急性の高いキーワードを優先的に使うだけで、リスティング広告の費用対効果を上げることができる場合があります。
今回、インビザラインの関連キーワードを、以下の６つに分類してみました。
- モニター募集や安い歯科医院を探している人
- 地名付き検索キーワード
- 費用について調べている人の検索キーワード
- 指名検索の検索キーワード
- インビザラインについて調査中の検索キーワード
- その他の検索キーワード（除外すべきキーワード）
上に行くほど、緊急性が高い検索キーワードになります。
緊急性が高い検索キーワードは、無駄なクリックが減って問い合わせ率が高くなります。
つまり、「検索時点で歯科医院に問い合わせをしたい人」というのが緊急性が高いキーワードになります。
「調査中」や「インビザラインてどんなものなんだろう」と調査している人は、その時点では歯科医院に問い合わせをしたい人ではないので、このようなキーワードはあまり使えないキーワード、ということになります。
それでは順番に上から見ていきます。
モニター募集や安い歯科医院を探している人
これらは緊急性が高い検索キーワードと言えます。
例えば「安い」というキーワードは、インビザラインを安くやってくれる歯科医院を探している人となります。あとで見る「費用」や「料金」とはニュアンスが異なります。
また、「モニター」というキーワードも今すぐ客の可能性が高くなります。
まずはこれらの検索キーワードを、広告が表示されるよう検索キーワードとして登録します。
地名付き検索キーワード
「地名付きキーワード」も、近くの歯科医院を探している人の検索キーワードなので、緊急性が高い、使える検索キーワードと言えます。
広告を表示させる地域の地名や駅名を付けて広告を出稿することができます。
駅名で言えば、例えば「池袋」などで、「インビザライン」のキーワードを組み合わせて使っていきましょう。
費用について調べている人の検索キーワード
費用について調べている人の検索キーワードは、先ほど「安い」と比較して上にも書きましたが、「費用」とか「料金」をつけて検索する人は、インビザラインの相場を知りたい人っていうのがメインになると考えられます。
ですので、こういった人たちというのはインビザラインについて調査段階とも言えます。
インビザラインでどのくらいお金がかかるのかというのを調べている人たちなので、この時点では歯科医院に直接問い合わせをすることはあまりないと考えられます。
ただし、費用が気になる人というのは、ある程度検討段階に入っていて、予算さえ合えばやってみようかという人も中には含まれる思いますので、どちらかというと優先的に使ってもいい検索キーワードになります。
指名検索の検索キーワード
次はブランド指名の検索キーワードです。
「インビザライン」自体もブランド名になりますけど、これが２語のブランド指名検索キーワードになると（例えば「インビザライン ファースト」「インビザライン ジャパン」）、「インビザライン」単体で検索する人と比べて下調べがある程度進んでいるはずです。
具体的な検討段階に入っている可能性が高いので、これらもどちらかというと使えるキーワードと判断できます。
インビザラインについて調査中の検索キーワード
次は５番目の分類です。
これが一番問題となる、インビザラインについて調査中のキーワードです。
例えば、よくあるの「インビザラインとは」とか、どれぐらいの「期間」がかかるのか、あとは「効果」や「後悔」などです。
これらのキーワードをつけて検索する人は、インビザラインに興味がある人たちです。
ただし検索時点では今すぐ歯科医院に相談したい人ではない場合が多いと考えられます。
ですから、現状でリスティング広告全体の費用対効果があまり良くない場合は、これらのキーワードを思い切って除外キーワードに設定することで、短期的に費用対効果を上げることができると考えられます。
その他の検索キーワード（除外すべきキーワード）
最後はその他の検索キーワード、除外すべきキーワードになります。
具体的には、「インビザライン ケース」「インビザライン 洗浄」「インビザライン ドクターサイト」です。
「ケース」「洗浄」の場合は、関連のグッズになるのでインビザラインの治療を受けたい人ではありません。これらは除外キーワードとして登録しておきます。
「ドクターサイト」も歯科医師の方が使う検索キーワードなので、除外キーワードになります。
まとめ
以上、まとめに入りたいと思います。
- モニター募集や安い歯科医院を探している人
- 地名付き検索キーワード
- 費用について調べている人の検索キーワード
- 指名検索の検索キーワード
- インビザラインについて調査中の検索キーワード
- その他の検索キーワード（除外すべきキーワード）
分類としては、太字の４つが基本的に使えるキーワードになります。
特に上２つが、緊急性の高い使える検索キーワードです。
そして５番と６番は除外キーワードです。
通常、インビザラインのリスティング広告集客をしている場合は、５番の検索キーワードも使うことが多いと思いますが、現状で費用対効果が良くない場合は、思い切ってこの辺のキーワードを除外してみることをオススメします。
また、１番と２番は特に緊急性が高いので、例えば東京周辺とか需要の大きい地域では、この２つだけに絞ってやってみるのもいいのではないかと思います。
上にも書きましたが、例えば「池袋」など駅名を使って高いクリック単価で入札してやってみるということになります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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