競争の激しい、インプラントのリスティング広告で、月100万円以上使っているのに、なかなか思うような結果がでないとお悩みではありませんか？
この記事では、そんなお悩みを持つ歯科クリニックの先生に向け、リスティング広告で成功するためのヒントを、専門のプロが分かりやすく解説していきます。
今回の記事では、「失敗しないキーワード選び」というテーマで、インプラントのリスティング広告運用について、以下のトピックで解説していきます。
- インプラントの歯科医院を探している人
- 地名付き検索キーワード
- 費用に関する検索キーワード
- 治療方法や治したい箇所
- インプラントについて調査中の人
- 口コミおすすめ情報を探している人
- 保険や医療費控除に関心がある人
- リスクについて検索している人
以上、インプラントのリスティング広告運用の改善に今すぐ役立つ内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。
今回の話をわかりやすくするため、まずはGoogle広告の公式ツールから取り出した「インプラント」の関連キーワードを以下の8つに分類しました。
１．インプラントの歯科医院を探している人
２．地名付き検索キーワード
３．費用に関する検索キーワード
４．治療方法や治したい箇所
５．インプラントについて調査中の人
６．口コミおすすめ情報を探している人
７．保険や医療費控除に関心がある人
８．リスクについて検索している人
以上の分類で、上から順番に見ながら解説していきます。
インプラントの歯科医院を探している人
まずはインプラントができる歯科医院を、検索時点で探している人のキーワードです。
リスティング広告では基本的に、検索時点で歯科医院を探している人の検索キーワードを優先して使っていきます。
たとえばこの分類で挙げた「インプラント 歯医者」というキーワードで検索する人は、基本的に検索時点で歯科医院を探している人です。
逆に検索時点ではインプラントについて調べているだけで、歯科医院を探しているのではない人も多くいることに注意が必要です。
例えば「インプラント 相場」と検索する人は、インプラントの相場を知りたいだけで、その時点では歯科医院を探している人ではありません。
まずは、検索時点で歯科医院を探している検索キーワードを優先的に使っていきましょう。
地名付き検索キーワード
次は、インプラントに地名を付けて検索している人の検索キーワードです。
地名が付く場合は、基本的に検索時点で歯科医院を探している人です。
ですから、地名付き検索キーワードも優先的に使っていきましょう。
特に駅名や区の名前など、ご自身のクリニックが含まれているできるだけ狭い範囲の地名で、クリック単価を上げて、上位に表示させるのがコツです。
ピンポイントの地名で検索された場合は、反応率が高くなるからです。
また、広告文に地名を入れておくと反応率が上がるのでおすすめです。
費用に関する検索キーワード
費用について検索している人は、ほとんどが情報収集中の人たちです。
インプラントは通常、保険適用外の高額な治療になるので、一般的にどのくらいお金が掛かるのか気になっている人が多いと考えられます。
つまり、一般的な情報を知りたい人たちがほとんどで、検索時点ではインプラントの歯科医院に問い合わせしたい人ではありません。
そうなると、広告がクリックされても、料金表を確認して次から次へと渡り歩くような人たちが多いことが想像できます。
価格競争力があるクリニック以外は、費用や相場関連の検索キーワードを使う優先度は低くなります。
また、費用関連の検索キーワードの中でも、「安い」「格安」といった検索キーワードは、インプラントが安いクリニックを探している人が使う検索キーワードです。
安さがウリのクリニックでは、これらの検索キーワードで上位表示を目指すのも良いでしょう。
治療方法や治したい箇所
「オールオン４」や「前歯」といったより具体的な治療方法や治療箇所のキーワードが含まれる場合はチャンスです。
これらの検索キーワードとマッチする、特殊な治療方法をお持ちの場合は、キーワードに合わせて広告文やLPのアピールポイントを強調してみましょう。
クリニックの強みと検索キーワードの特殊なニーズがマッチすると反応率が上がるからです。
特に「オールオン４」など特殊で、人気のある治療方法については、オールオン４に特化したLPを作ってリスティング広告を出すと効果的です。
検索キーワードと広告文やLPをできるだけ一致させていくのがリスティング広告運用のセオリーです。
インプラントについて調査中の人
「インプラントとは」「インプラント 寿命」などは情報収集中の人が使う検索キーワードです。
検索時点で歯科医院に問い合わせしたい人ではないので、これらの検索キーワードでリスティング広告を出している場合は、ムダな検索キーワードがないかどうかをコンバージョン単価を見ながらチェックしてみましょう。
ムダな検索キーワードが見つかるかもしれません。
これらの検索キーワードが使えるか使えないかは、ご自身のクリニックがどんな強みを持っているかや、LPにどんなコンテンツを載せているかによっても変わってきます。
コンバージョン計測をしながら、使える検索キーワードは使っていきましょう。
口コミおすすめ情報を探している人
口コミおすすめ系キーワードは、基本的には使わなくてもいい検索キーワードになります。
医療広告ガイドラインの関係で、口コミ情報を掲載できないクリニック単体のLPでは、このような検索ニーズにマッチしないからです。
ただ別の視点として、口コミおすすめ系の検索キーワードを使う人は、検索時点で歯科クリニックを探している人です。
その意味では使える検索キーワードなので、予算に余裕がある場合はテスト的に使ってみても良いでしょう。
また、Googleビジネスプロフィールで口コミが充実している場合は、Googleマップ上で広告を使って、上位に表示する方法も効果的です。
保険や医療費控除に関心がある人
医療費控除や保険関連の検索キーワードは、情報収集目的の検索キーワードです。
もし、これらの検索キーワードでリスティング広告を出す場合は、広告文に「医療費控除のご相談に乗ります」「治療目的なら保険も使えます」といった文言を含めると良いでしょう。
ただ、保険のほうは対象者がより少なくなるでしょうから、このように広告を出してもあまり意味がないかもしれません。
リスクについて検索している人
「デメリット」「リスク」といったマイナスワードは意外と使える場合もあります。
インプラントについて、割と本気で調べている人たちが使う検索キーワードだからです。
予算に余裕があって、問い合わせ件数をできるだけ増やしたい場合などは、これらの検索キーワードで広告を出してみるのもありです。
まとめ
今回の記事では、「失敗しないキーワード選び」というテーマで、インプラントのリスティング広告集客について、以下のトピックで解説してきました。最後に簡単におさらいしていきたいと思います。
- インプラントの歯科医院を探している人
- 地名付き検索キーワード
- 費用に関する検索キーワード
- 治療方法や治したい箇所
- インプラントについて調査中の人
- 口コミおすすめ情報を探している人
- 保険や医療費控除に関心がある人
- リスクについて検索している人
- リスティング広告では、基本的に検索時点で歯科医院を探している人の検索キーワードを優先して使っていきましょう。
- 地名が付く場合は、基本的に検索時点で歯科医院を探している人です。特に駅名や区の名前などで、クリック単価を上げて上位に表示させるのがコツです。
- 費用について検索している人は、ほとんどが情報収集中の人たちなので、価格競争力があるクリニック以外は使う優先度は低くなります。
- 具体的な治療方法や治療箇所のキーワードが含まれる場合はチャンスです。クリニックの強みと検索キーワードの特殊なニーズがマッチする場合は、積極的に使っていきましょう。
- 情報収集中の人が使う検索キーワードでリスティング広告を出している場合は、ムダな検索キーワードがないかどうかをコンバージョン単価を見ながらチェックしてみましょう。
- 口コミおすすめ系キーワードは、基本的には使わなくてもいい検索キーワードです。クリニック単体のLPでは、このような検索ニーズにマッチしないからです。
- 保険関連キーワードでは、広告文に「医療費控除のご相談に乗ります」「治療目的なら保険も使えます」といった文言を含めてみましょう。
- 「デメリット」「リスク」といったマイナスワードは、インプラントについて割と本気で調べている人たちなので、使える場合もあります。
以上、最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
当社では、リスティング広告で思うような結果がでないとお悩みの歯科医院の先生向けに、ZOOMを使ったオンライン無料相談を実施しております。
下記リンクより、今すぐ簡単にお申し込みができます。お気軽にご活用ください。
