競争の激しい美容医療のリスティング広告で、月100万円以上使っているのに、なかなか思うような結果がでないとお悩みではありませんか?
この記事では、そんなお悩みを持つ美容皮膚科や美容クリニックの先生に向け、リスティング広告で成功するためのヒントを、専門のプロが分かりやすく解説しています。
今回はGoogle広告の公式ツールから取り出した検索キーワードの統計データを元に、「美容皮膚科」の関連キーワードについて分析していきます。
そして、リスティング広告運用の結果に大きな差が出る「地名キーワードの活用術」についてお伝えします。
この記事では、特に以下のトピックについて解説します。
- 駅名付き検索キーワードで最上位を狙う
- 地名付き検索キーワードは、範囲の狭い地名ほど入札単価を高くする
- 「地名+おすすめ」の検索キーワードは除外してもいい
- 悩みや施術に関する検索キーワードは、使うものと除外するものに振り分ける
- 悩みや施術のキーワードに、駅名・地名を足してみる
以上のトピックで、美容皮膚科のリスティング広告集客を成功させるためのヒントをお話させていただきます。
Google広告のキーワード分析ツールから取り出した「美容皮膚科」の関連キーワードを以下の5つに分類しました。
- 美容皮膚科を駅名付きで検索している人
- 美容皮膚科を地名付きで検索している人
- おすすめ・口コミ情報を探している人
- 悩みや施術内容で検索している人
- その他の除外すべき検索キーワード
それでは、上から順番に見ていきます。
美容皮膚科を駅名付きで検索している人
まずは「美容皮膚科」というキーワードに駅名を付けて検索している人のキーワードです。
これらの駅名付き検索キーワードでは、できるだけ最上位で表示できるようクリック単価を上げていきましょう。理由は、駅前にあるというだけで差別化になり、高い反応率を見込めるからです。
もちろん、その駅にご自身のクリニックがあることが前提になります。そして、広告文には駅名を必ず入れておきましょう。
他の美容皮膚科も同じ駅にいくつかあり、それらのクリニックが駅チカの訴求でリスティング広告を出している場合もあります。
その場合は、広告文でほかのクリニックとのサービス内容や実績の違いを具体的なキーワードや数字で分かりやすく伝えてご自身のクリニックの強みを目立たせると効果的です。
美容皮膚科を地名付きで検索している人
次は、「地名」付きの検索キーワードです。
駅名と地名の違いに注意する必要があります。地名は、広い範囲を示す場合もあるからです。
地名付き検索キーワードでは、範囲の狭い地名ほど入札単価を高くするのが効果的です。狭い地名のほうが広い地名より反応率が高くなるからです。県よりも市、市よりも区が付いた検索キーワードの入札単価を高くします。駅名と同じように、区など狭いレベルだと、立地だけで差別化ができます。
逆に、都道府県レベルの広い地域で上位に表示してしまうと、ムダなクリックが多く発生してしまう可能性があります。最初は、都道府県レベルの広い地域の地名付き検索キーワードは使うのをやめても良いでしょう。
おすすめ・口コミ情報を探している人
次は、おすすめ・口コミ情報を探している人の検索キーワードです。
これらの検索キーワードは、件数重視の場合以外は除外してもいい検索キーワードになります。
医療広告ガイドラインの制約上、口コミをLPに掲載することはできません。口コミ情報を探している人にはミスマッチのLPになってしまいます。
「地名+おすすめ」の検索キーワードも、リスティング広告とLPを使って集客する場合は、同じ理由で基本的に使わなくてOKです。
悩みや施術内容で検索している人
次は、悩みや施術内容で検索している人です。
悩みや施術に関する検索キーワードは、使うものと除外するものにキッチリ振り分ける必要があります。ご自身のクリニックが解決できる悩みと、検索キーワードが一致しているかどうかでクリック率や問い合わせ率の反応が大きく変わるからです。
例えば、医療脱毛専門のクリニックでは「ニキビ」「シミ」「フォトフェイシャル」といった美容皮膚科と合わせて検索されやすいキーワードを、念の為すべて除外しておくと良いでしょう。
また、女医さんが対応できる場合は「美容皮膚科 女医」というも使いましょう。そうでない場合は「女医」というキーワードを除外してきます。
ちなみに、「ニキビ」「フォトフェイシャル」など悩みや施術に関するキーワードに、駅名や地名を組み合わせて使うと効果的です。
例えば、「ニキビ 池袋」「フォトフェイシャル 東京」といった検索キーワードです。ひとつひとつの検索数は少ないですが、これらのキーワードを逃さず寄せ集めて使っていきましょう。
ライバルのクリニックが気づいていない穴場キーワードも見つかるかもしれません。そして、この場合でも、駅名や狭い地域のクリック単価を高くするのがコツです。
その他の除外すべき検索キーワード
最後は、除外すべき検索キーワードです。
今回のテーマである地名キーワードとは関係ありませんが、補足として解説します。
例えば、「求人」「看護師」などの求人関連検索キーワードは、クリニックの集客とは関係ありません。念のため、求人関連の検索キーワードはすべて除外キーワードに登録しておきましょう。
また、「ガイドブック」は本を探している人なので、こちらも除外キーワードになります。ムダな広告費をできるだけ少なくするために、Google広告のキーワードプランナーなどを使って除外キーワードを見つけ出して設定しておきましょう。
まとめ
以上、「美容皮膚科」の関連キーワードについて、今回は特に地名キーワードの効果的な使い方に着目して分析してきました。
今回お伝えしてきたキーワード選びのポイントについて、最後にもう一度整理してまとめてみます。
- 美容皮膚科を駅名付きで検索している人
- 美容皮膚科を地名付きで検索している人
- おすすめ・口コミ情報を探している人
- 悩みや施術内容で検索している人
- その他の除外すべき検索キーワード
駅名付き検索キーワードでは、できるだけ最上位で表示できるようクリック単価を上げます。そして、広告文には駅名を必ず入れておきましょう。
地名付き検索キーワードでは、範囲の狭い地名ほど入札単価を高くしておきましょう。
逆に、都道府県などの広い地域の検索キーワードでムダな広告費が出ていないかもチェックしてみましょう。
「おすすめ」や「口コミ」が付く検索キーワードは、リスティング広告とLPを使った集客にはミスマッチなので除外しておきましょう。
悩みや施術に関する検索キーワードは、ご自身のクリニックにマッチするかどうかで使うものと除外するものにキッチリ振り分けて使っていきましょう。
また、悩みや施術に関するキーワードと、駅名や地名を組み合わせて使うと効果的です。こちらについても、駅名や狭い地域の検索キーワードで上位表示を狙っていきましょう。
今回の記事を、リスティング広告で成功するためのヒントとしてご活用ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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