リスティング広告の最低予算と、予算を増やした場合のメリット

リスティング広告の基本
この記事を書いた人
石黒 文康

約15年間リスティング広告を中心にネット集客に携わる。中小企業診断士の資格を所持。シンガポールや台北で過ごした経験も。名古屋出身で、今も名古屋在住。ほぼ毎朝、自宅近くの川沿いでスロージョギングしてます。

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こんな疑問ありませんか?

リスティング広告はすごくお金がかかるイメージがある。予算設定はどうすればいい?

実は、リスティング広告が自社のビジネスに使えるかどうかのテストだけなら1~3万円の予算からでも始めることができます。その理由を具体的な例で解説していきます。

この記事を読むことでリスティング広告をこれから始めたいという方が、以下の知識を得ることができます。

  • リスティング広告は1~3万円でも試してみることができる
  • リスティング広告はキーワード単位で成果を測ることができる
  • リスティング広告の予算は運用する側が自由にコントロールできる
  • リスティング広告の予算が多い場合の具体的メリット4つ

リスティング広告を始めるのに必要な予算は1~3万円でOKです

リスティング広告は広告をクリックされたら支払う仕組みで、1クリックがだいたい50円~300円くらいに収まるので、仮に1クリックが100円の場合は1万円で100回のクリックが得られます。

しかも、その100回のクリックというのは、検索したキーワードに連動して出てくる広告のクリックなので、基本的にユーザーがその時求めている商品やサービスになります。

ですので、リスティング広告はSNS広告と比べて一般的に成約率(クリック数あたりの成果を得られる確率)が高くなります。

目安としては、200クリックで成果がなければそのキーワードでは撤退を考え始めるか、広告文やWEBサイトの改善を考えたほうが良いでしょう。

たとえば、パーソナルトレーナーで「パーソナルトレーニング 体験 名古屋」といった目的のハッキリした今すぐ成果に繋がりやすい複合キーワードでまずははじめてみて、1~3万円の少額で成果が得られるようならもっと別のキーワード、たとえば「ダイエット 個人指導」や「ダイエット 続かない」などにも続けて入札していくといったやり方ができます。

リスティング広告ではキーワードごとに費用対効果を計測できる

キーワード単位で撤退したり広げていくってどういうこと?

リスティング広告を代表するネット広告というのは、簡単に成果を計測できるのが特徴です。

特にリスティング広告の場合は、キーワード単位で成果を測ることができるのが特徴です。

そして、キーワードごとに広告をオンオフできるので、成果の上がるキーワードにお金を掛けてクリック単価を高くしていったり、成果のでないキーワードはクリック単価を低めに調整したりキーワードの表示をオフにしたりできます。

キーワードごとに個別の市場があると考えるとわかりやすいです。

あるキーワードでは顧客の検索ニーズと自社のサービスがある程度マッチしているが、競合他社のサービスは検索ニーズにピッタリマッチしていてリスティング広告にもお金を掛けていてトップに表示させると費用対効果が合わないのでクリック単価を低めにして下位に表示させる。

別のキーワードでは顧客の検索ニーズと自社のサービスがぴったりマッチしていて、競合他社も出稿しているが、低めのクリック単価でも広告が上位に表示される。

といったことが起こります。

ですので、自社に合ったキーワードではできる限り上位表示させてその小さなマーケットでの勝率を上げていくというランチェスター戦略の考え方が検索キーワードの市場でも応用できます。

このように考えていくと、リスティング広告にどのくらい予算をかけるのかは、運用する側が自由にコントロールできるということが分かります。

代理店に依頼すると、だいたいこの業種は30万円だからまずは30万円で始めましょうというような提案を受けることもあるかもしれませんが、同じ業界でも会社ごとに特徴があるのでこのような決め方は雑すぎます。

しかしキーワード単位の積み上げでリスティング広告の運用を考えていけば、予算は1~3万円で始めることも可能ですし、その後の成長も見込めます。

もちろん、最初から使えるお金が多ければ多いほど結果がでるのが早いので、時は金なりと考えて最初から多めにリスティング広告に投資するというやり方も大いにありです。

最初は少額でも、徐々にキーワードの出稿範囲を広げていけば、赤字を出さずにリスク低めで始めることができます。このような少額スタートもリスティング広告の使い方の1つです。

リスティング広告の予算を上げる4つのメリットとは?

それでは次に、

いくつかのキーワードで上手く行ったらそのあとはどうすればいいの?

という疑問に答えていきます。

リスティング広告で出稿キーワードを絞って、数万円を最初に使ってみて、御社のビジネスにとってリスティング広告が有効だということが分かったとします。

前述の通り、リスティング広告の予算を上げていくのはそれからでも遅くありません。

予算を上げていく段階になれば、経営計画の売上目標や粗利益目標などに対するリスティング広告予算の比率を設定して、その設定した予算の中で最大の成果を得られるよう、広告運用の調整をしていくことができます。

予算が多い場合のメリットというのは主に4つあります。

  • より多くのキーワードに出稿できる
  • 広告文のABテストの結果を早く得られる
  • AIの機能をより有効に使える
  • 別の広告媒体や広告手法を使ってチャンスを広げられる

それぞれについて説明していきます。

より多くのキーワードに出稿できる

これまで説明してきたとおり、予算が多ければ多いほど、最初から色々なキーワードで出稿できて、それらのキーワードごとの成果をいち早く知ることができ、時間との戦いという面で有利に広告の運用ができます。

それ以外でも、今すぐ成果に結びつくようないわゆる収益系キーワードだけではなく、中長期的に見て成果に結びつく可能性のある集客系キーワードにも出稿を広げることができれば、長い目で見て売上を上げていくことも可能になってきます。

たとえば「パーソナルトレーナー 名古屋」というキーワードは今の段階で名古屋でパーソナルトレーナーを探している収益系キーワードになりますが「パーソナルトレーニング メリット」といったキーワードは今すぐというよりそのうちパーソナルトレーナーが必要になる可能性が高いキーワードです。

このようなキーワードでもリスティング広告を出稿して自社ブランドの浸透を広げていくことで長期的には自社のシェアを広げられる可能性が高まります。

広告文のABテストの結果を素早く知ることができる

予算が多い場合は、広告文のABテストを積極的に行っていくことができます。

試してみたい広告文が3つあるとして、できるだけ早くそのうちのどれがいいかを知りたい場合は、クリック単価を高くしてより上位に表示させるか、出稿するキーワードの数を増やし、テスト期間内でできるだけ多くのクリック数を獲得すればいいことになります。

テストする広告文の数が多ければ多いほど、そしてテストの精度をより高めたい場合ほど、より多くのクリック数が必要となりますので、クリック単価を高くするかキーワードの数を多くして、クリック数を増やす必要があります。

そのため広告文のテストを効率的に行うにはより初めに大きな予算があったほうが有利です。

AIの機能をより有効に使える

最近のリスティング広告では益々AIの機能が向上しています。

AIの機能を有効活用するには、ある程度のクリック数や成約データが必要になります。

たとえば、Google広告のデータドリブンアトリビューションという高度なAI機能を活用するためには、過去30日間に15,000回以上のクリックと各コンバージョンごとに600 回以上のコンバージョンが必要となります。

このデータドリブンアトリビューションというのは最も高度なAI機能の1つになるので月に数百万円以上使うようなレベルになりますが、他の簡易的なAI機能を活用する際にもある程度広告予算があったほうがAIの機能を有効活用できます。

別の広告手法や広告媒体を使ってチャンスを広げられる

予算が少ないうちや最初のテスト段階では、最も効果を見込めるリスティング広告の検索広告で少額から始めることをおすすめしますが、リスティング広告で効果が出ることが分かったら、他の広告手法や他の広告媒体にもチャンスを広げることができます。

たとえば、一度サイトに訪問してくれたけど成約には結びつかなかった人に繰り返し広告を出すリマーケティング広告を出したり、Google広告だけではなくYahoo!のリスティング広告やFacebook広告などのSNS広告にも出稿するなどです。

最近ではYou Tubeの利用者も伸び続けているので、You Tubeに動画で広告を出してみるというのも業種によってはとても有効です。

ネット広告は少額からすぐに始めることができますので、様々な媒体でやり方や見せ方を変えてテストし、それぞれの局面で成果を積み上げ、つなげていくという基本スタイルがオススメです。

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