美容クリニックのネット集客に役立つ「シミ取り レーザー 名古屋」の検索結果分析とリスティング広告のケーススタディー

広告文のケーススタディー
この記事を書いた人
石黒 文康

約15年間リスティング広告を中心にネット集客に携わる。中小企業診断士の資格を所持。シンガポールや台北で過ごした経験も。名古屋出身で、今も名古屋在住。ほぼ毎朝、自宅近くの川沿いでスロージョギングしてます。

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今回は、大手と地域クリニックが競い合う美容医療系キーワード「シミ取り レーザー 名古屋」というキーワードを取り上げます。

有名な大手のクリニックと競争になるこの検索キーワードで、地域の美容クリニックはどのような広告文で大手との違いを伝えて集患していけばいいのか?という疑問に検索結果の実例を見ながら答えていきます。

具体的には以下の項目について学べる内容となっています。

  • 地名を書くだけで大手との違いを印象付けられることがわかる広告文の事例
  • 大手の知名度を生かす典型的な広告表現

この記事は、約15年間リスティング広告を専門としてネット集客に携わり、中小企業診断士の資格を持つ石黒 文康がお届けします。

広告文に単純な地名を載せるだけで大手との違いを示せる

それでは名古屋で Google 検索を使って「シミ取り レーザー 名古屋」と検索した場合の検索結果を上から順に見ていきたいと思います。

自院のブランド名だけで信頼感十分の大手の広告文

まず最初に来るのが有名な高須クリニックの広告文になります。

日本人ならテレビCMでおなじみ、誰でも知ってる高須クリニックという名前なので、広告文はこのようにシンプルであっても、TOPに来ているしとりあえずウェブサイトを見てみようという気になる人が多いと想像できます 。

青文字部分は検索キーワードに連動した記述のみで、説明文の欄には「無料メール相談」「カウンセリング予約」「資料請求」、そして電話番号表示オプションなど、多様な問い合わせ方法が選べるのがわかります。

高須クリニックほど有名になると、信頼感を得るために細かいことを書く必要がないので、このように、検索キーワードに連動したタイトル、自院ブランド名、問い合わせ方法だけで十分ということになります。

ちなみにこの検索結果の場合、高須クリニックの広告文のすぐ下に「他の人はこちらも検索」という欄があり、「名古屋」に関するキーワードが並んでいます。

TOPの広告文には検索キーワードにある「名古屋」というキーワードが入っていないので、Googleが気を利かせてこのような表示になっているのかもしれません。

もっと具体的な表現を加えたい広告文

そして2番目に出てくる広告文ですが、こちらは全体的にあまり具体的な記述が見られません。

皮膚科だからできる独自のサービスについて、具体的な方法や実績例などの記述を加えると、クリック率いや問い合わせ率が上がると考えられます。

また、一番上のURLの右端を見ると、名古屋市中川区と書いてあります。

病院名が「うえだ」なので名古屋に住んでいる人間からすると、このURLの地名に気が付かなかった場合、天白区の植田にあるのかな?と一瞬判断してしまいます。

URLの細かい文字よりも、まずは青文字の大きく表示されたタイトル部分や説明文のほうが目に入るからです。

ですのでタイトル文か、少なくとも説明文の方にも「中川区」という地名を加えた方が良いと思います。

高須クリニックのようにネームバリューがない場合は特に、サービスの特徴や、地域密着性を広告文の限られた文字数の中で表現する必要があります。

地名や場所が強調された広告文

3つ目の広告は、上の広告文とは逆に「昭和区」「いりなか駅前」という具体的な地名キーワードがタイトルの最初に来ています。

大手に対抗するには、このような細かい地名の表示を加えるだけでも十分な場合があります。

これによって、すぐ近くに自院があることと、「いりなかのビューティー」という名前を検索ユーザに知ってもらうことができるからです。

あとは検索ユーザーが院の名前でネット上の口コミを集めたり、近くの知り合いに評判を聞いたりして問い合わせが来たり、近い場所なので一度訪問して話だけでも聞いてみるといった流れに持っていきやすいからです。

説明文の方にも「名古屋市昭和区」とダメ押しのように地域密着性を強調しています。

ピンポイントな地名や場所を繰り返すのは単純な策ではありますが、全国展開している大手との違いを明確に示すことができる策と言えます。

今回一番上に表示されていた高須クリニックの広告文には地名が一切なく、サイトリンク表示オプションに「クリニック一覧」と書いてあるだけなので、ピンポイントな地名の記載がある広告文はより身近に見えます。

このキーワードでもローカル検索広告が穴場

次に広告文のすぐ下に表示されたマップを見ていきたいと思います。

マップ上にはシミ取りレーザーの治療を行っているクリニックがたくさんあることが分かります。

自分の家の近くや通勤電車の路線にあるクリニックを探したい検索ユーザーは、この地図をクリックしてさらに詳細を見ていくと思います。

ですのでGoogleマイビジネスに登録してその情報を充実させていくことがこのキーワードでは重要になってきます。

検索結果としては3つのクリニックが表示されており、Googleの口コミ情報や「ウェブサイトでの記載」が表示されています。

Googleのローカル検索広告を使うとこのマップの上位に上位表示させることもできます。

このキーワードではまだローカル検索広告を使っているクリニックがないので、地域密着でサービスを行っている場合にはオススメです。

通常のリスティング広告よりもかなり安いクリック単価でマップ表示のトップに表示できるはずです。

自然検索の結果から学べること

自然検索の結果を見て行くと、名古屋でシミ取りを専門に治療を行っているクリニックや、その体験談のブログなどが並んでいます。

「かえって症状が悪化してしまう」という怖い情報もありますので、「シミ取り レーザー」の検索ユーザーは口コミ評価などを特に重要視することが想像できます。

リスティング広告を出稿する際には、これらの検索結果の1ページ目に表示されるブログには目を通しておいたほうが良いでしょう。

検索ユーザーのほとんどがこういった記事に目を通して情報を入手していると考えられるからです。

口コミサイトなどにも目を通してみて、プロの目から見てもし間違った情報などが多くの人の目に触れていることが分かれば、その間違いを指摘する教育的なコンテンツを作成し、そのコンテンツをリスティング広告のサイトリンク表示オプションなどで表示すると効果的です。

地名を書かない大手美容クリニックの広告文

それでは自然検索の下に表示される3つの広告についても見ていきたいと思います。

自社名をタイトルにもってくる大手の広告文

まず1つ目がこちらです。

湘南美容クリニックも、高須クリニックと同じく知名度が高く大手のクリニックです。

こちらも大手ということで、一番目立つタイトルに「湘南美容クリニック」というキーワードを使っています。

タイトルの後半と説明文の最初で、LINEのクーポンが強調されています。

キーワードに連動した「シミ取りレーザー・・・1度でしっかり。」という文言は説明文の最後に位置していますが、個人的には説明文の最初にもってきてもいいのではないかと感じます。

サイトリンク表示オプションの「男性向けシミ取り」というのが具体的で目立ちます。

検索キーワードにストレートに答える広告文

次の広告は、「レーザートーニング」という専門用語をあえて最初に持ってきています。

「シミ取り レーザー」という検索キーワードにストレートに答える広告文と言えます。

そして説明文のところで、レーザートーニングという治療法が具体的にどんな効果があるかを詳しく伝えています。

タグのロゴで割引情報を掲載できるプロモーション表示オプションも使用しています。

ちなみにこの品川スキンクリニックは、次のすぐ下にある広告文を出稿している品川美容外科の関連クリニックで、準大手くらいの位置づけになると思います。

3つとも広告文に地名が書かれていない

最後にこちらも大手の品川美容外科の広告です。

「レーザー」というキーワードはありませんが、「シミ・そばかす・肝斑」というシミに関連する症状のキーワードを最初にもってきています。

大手ならではの「メディア掲載実績」や、桁違いの「800万症例」などの実績をアピールしています。

以上見てきた下の3つの広告はすべて大手の美容外科、美容クリニックの広告文ですが、3つともキャンペーンや割引をメインに訴求していて、地域の表現が見当たりません。

ですので、前にも説明したとおり地域密着の美容クリニックが、地名や駅名をピンポイントで書くだけで、これらの大手との違いを明確に示すことができることが分かります。

そして、大手は特にその都市で一番人が集まる場所(名古屋の場合は名駅や栄)に立地していることが多いので、少し中心部から外れた位置にあるクリニックのほうが有利とも言えます。

関連キーワードを広告文作成のヒントに

最後に関連キーワードの方も見てきたいと思います。

こちらで広告文に使えそうなキーワードとしては、

  • 痛くない
  • 取り放題
  • 保険適用

と言った言葉が挙げられます。

このようなキーワードに関連するサービスをしている場合は、それらの複合キーワードで出稿することはもちろんのこと、例えば「シミ取り 名古屋」というキーワードでも、広告文タイトルに「取り放題で◯円」など書いておくと、インパクトを出しつつ検索ニーズにマッチしやすくなります。

また「料金」というワードも出てきておりますので、具体的な料金表を、サイトリンクや価格表示オプション伝えていくと良いと思います。

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ラスタライズ株式会社
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