Google広告の増え続けるシグナルをうまく処理するスマート自動入札4種

 

シグナルが増えて手動よりもAIに任せたほうがいい

Google広告が始まった当初は広告グループやキーワード単位の入札単価を手動で調整するのが当たり前で、その手作業によって成果が大きく変わることもありました。

しかし今のGoogle広告では、広告の成果を改善する判断材料(シグナル)がますます増えており、そのシグナルを活かすにはAIによる自動化(スマート自動入札)が有効で、手動のほうが逆に難しく非効率という状況になってきています。

このスマート自動入札には以下の4つの選択肢があります。

拡張クリック単価(eCPC)
コンバージョン数の最大化
目標コンバージョン単価(目標CPA)
目標広告費用対効果(目標ROAS)

 

スマート自動入札にはコンバージョントラッキングの設定が必要

この4つのスマート自動入札の違いを簡単に理解するためには、コンバージョントラッキングの知識が必要になります。

コンバージョンとは、目標として設定する、ユーザーのサイト上でのアクションのことです。

例えばWEBサイトの問い合わせ完了後のサンクスページにコンバージョン計測のタグを設置して、そのサンクスページが表示された=問い合わせがあったことを計測できる仕組みです。

また、通販サイトで商品ごとの購入金額が大きく異なる場合など、コンバージョンごとにビジネス的な価値が異なる場合は、コンバージョン値の機能をつかうことでその価値の差をデータとして記録していくこともできます。

このコンバージョンタグとコンバージョン値の設定を済ませると、どのシグナルに価値があったかというのを機械学習に学ばせることができます。

 

スマート自動入札の使い分け

4つのスマート自動入札をどのように使い分けたらいいか、以下で簡単に説明します。

 

拡張クリック単価(eCPC)

対象キャンペーン:検索、ディスプレイ、ショッピング

この拡張クリック単価は、完全にAIに入札単価調整を任せるのではなく、手動調整をベースにAI機能を加味したスマート自動入札です。

あくまで手動調整を基本に運用しつつAIによる自動調整の恩恵を受けたい場合や、広告掲載を開始したばかりでコンバージョン数が少なく他のスマート自動入札の利用条件をまだ満たしていない場合などに使えます。

 

コンバージョン数の最大化

対象キャンペーン:検索

予算は一定で、より多くのコンバージョン数を獲得したい場合に使うスマート自動入札です。
予算は一定と決めらた状況で、コンバージョンの価値も一定の場合に使えます。
そのキャンペーンが過去 30 日間で 15 件以上のコンバージョンを獲得している必要があります。

 

目標コンバージョン単価(目標CPA)

対象キャンペーン:検索、ディスプレイ

コンバージョン単価(1コンバージョンにかけられるお金)を一定とし、予算に上限は設けず、コンバージョンをより多く獲得する入札方法です。
たとえばサンプル品の申し込み1件獲得するのに広告費が1,500円以内であれば十分ビジネスが成り立つ場合、どんどん予算を使ってコンバージョン数をできるだけ増やすという使い方が考えられます。
予算の上限設定には余裕を持たせておきます。
設定した目標のコンバージョン単価が低すぎるとコンバージョン数が減ってしまうこともあります。

 

目標広告費用対効果(目標ROAS)

対象キャンペーン:検索、ディスプレイ、ショッピング
コンバージョンの価値がそれぞれで異なる場合に使える入札方法です。
コンバージョンタグの設置だけではなく、コンバージョンごとに異なるコンバージョン値を設定する必要があります。
また、この機能を使うには過去 30 日間に50回以上のコンバージョンを獲得していることが推奨されています。
たとえばプランによって料金が異なるオンラインツールの月額課金サービスの申し込みをコンバージョントラッキングしていて、広告の費用対効果をより合理的にAIで最適化したい場合などに有効な入札方法です。

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