小予算でも一ヶ月以内に結果が出るコンバージョントラッキングのコツ

 

小予算で毎月のコンバージョン数が少ない場合はどうしたらいいか?

月に10万円~数十万円くらいの小予算で、
1.B to Bのビジネスで問い合わせや見積依頼は、月に10件~20件あれば十分というケース
2.高額の商品を扱っているネット通販で、月に10点でも売れれば元は十分取れるといったケース

 

このようなケースで、見積依頼や商品購入だけをコンバージョントラッキングしていると、特にリスティング広告を始めたばかりの頃は毎月のコンバージョン数が極端に少なくなってしまうことが考えられます。毎月のコンバージョン数が少ないと、反応の良い広告グループやキーワードを見つけ出すまでに数ヶ月~半年かかってしまいます。

 

この記事では、上記のようなケースでも、1ヶ月以内に、素早く簡単にリスティング広告の効果を出せるコンバージョントラッキングの設定方法をお伝えします。

 

最終目標のコンバージョンに至る過程でもコンバージョントラッキングを行う

具体的には、サイト上での最終目標となる見積依頼や商品購入だけではなく、それらに至る途中の段階でもコンバージョントラッキングを行うという方法です。そうすると、リスティング広告を開始した早い段階から、リスティング広告を最適化させて効果を上げていくことが可能となります。

 

また、見積依頼や商品購入といった最終目標のコンバージョンには“コンバージョン値”というコンバージョンのオプション設定を使うことで、途中過程のコンバージョンとは別で最終目標の実績を計測します。こうすることで、管理画面からひと目で最終目標のコンバージョンだけを確認でき、全体として理にかなった最適化を進めることができます。

 

それではその方法を解説していきます。

 

1.Analyticsの滞在時間でAdWordsのコンバージョントラッキングを行う

AdWordsを運用している人のほとんどがGoogle Analyticsのアカウントを持ってアクセス解析もしていることが多いですね。

 

Analyticsの“目標”を設定すると、AdWordsのコンバージョントラッキングと同じくサイト上で起こったアクションを計測することができます。Analyticsの目標の機能はAdWordsよりも充実しています。Analyticsでは、ある一定時間以上の滞在時間があったかどうかの計測を簡単な設定で開始することができます。

滞在時間でコンバージョントラッキング

そして、Analyticsで計測した滞在時間の目標を、AdWordsのコンバージョンにインポートできます。滞在時間であればコンバージョン数がいっきに増えるので、AdWordsの単価調整などの最適化を数日後には始めることができます。

 

例えば、リスティング広告からWEBサイトに来て1分以上滞在したらコンバージョンすると設定します。この場合は大体5%~20%くらいのコンバージョン率におさまることが多いので、予算が少なくてもコンバージョン数は毎日10件以上は取れるようになります。

 

そのペースでコンバージョンが取れると、広告グループやキーワード、プレースメントなどの最適化を、リスティング広告の開始から早い段階で行っていくことができるようになります。

 

滞在時間については、リスティング広告を始めた当初は短めに設定し、最適化が進んできたら長めにとっても良いでしょう。

 

2.見積依頼や商品購入前に経由する可能性の高いページをコンバージョントラッキング

B to BのWEBサイトに訪れて見積依頼をしたいと考える人であれば、例えばサービス料金のページを訪れる可能性が高いと考えられます。また通販サイトの場合は、購入方法のページに訪問した人達が購入する可能性が高いと考えられます。

 

リスティング広告を始める前に、WEBサイトの最終目標となる見積依頼や商品購入に至る人達が、サイト内をどのような経路をたどっていくかを想定します。そして、購入への経路でキーになると想定されるページにコンバージョンタグを設定します。

 

Analyticsの目標設定をリスティング広告の開始以前からしていて、最終目標のコンバージョンへの経路分析ができていれば、それを参考にするのがベストですね。

 

こちらの方法は、経路のキーとなるページにコンバージョンタグを設置するだけなので、Yahooのほうでも簡単に行えます。

 

3.コンバージョン値の設定方法

上記の方法で設定した経路上でのコンバージョンと最終目標のコンバージョンは、AdWordsやYahooの管理画面上では分けて計測出来るようにしておく必要があります。そのままだと、それらが同等の価値として管理画面上に出てきてしまうからです。

 

そこで、“コンバージョン値”という機能を使います。通常、この機能は販売額の異なる商品を多く扱っている通販サイトなどで使う機能ですが、この記事では、経路上でのコンバージョンと最終目標のコンバージョンの価値に差をつけるために設定します。

 

設定方法は以下のとおりです。コンバージョン設定の画面で簡単に設定することができます。

コンバージョン値の設定

このコンバージョン値の数値は自由に決めることができます。

 

見積依頼であれば、それを1件とるための目標金額にするのが良いでしょう。また商品購入の場合は、販売額から仕入額を引いた額を入れると広告費との比較ができて便利です。

 

まとめ

リスティング広告は、コンバージョントラッキングをしっかり行い、広告グループなどの単価調整をやってはじめて効率的に売上を上げることができるようになります。

 

しかし、単価調整のためのコンバージョンを十分に得るのに時間が掛かってしまうケースがあります。今回ご紹介した方法を使えば、そのような場合でもリスティング広告を初めてすぐにでも最適化を行うことができ、効果が早く出るようになります。

 

またこの方法を使うと、クリック数の少ない広告グループについてもある程度の時間が経過すればコンバージョン数が多く取れますので、長期的に見ても効果のある施策と言えます。

 

半年や1年経過して最終目標のコンバージョン数が十分とれたら、合計コンバージョン値を参考に、長いスパンでの単価調整をより精度高く行うことができます。

 
 

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