レスポンシブ検索広告は広告文テストの悩みを一気に解決してくれるか?

 
最近、床拭きロボットのブラーバジェットを購入しました。昔使っていたルンバよりも小ぶりで静か、部屋もスッキリときれいになり気に入ってます。

Gmailの迷惑メール振り分け、画像・音声検索や、Amazonの商品サジェストなどAIはすでに生活に溶け込んだ当たり前のものとなりました。

最近ではプログラミングなしで機械学習の恩恵を受けられるサービスも出てくるなど、ビジネスにおいても日々AI活用が進んでいます。

 

AIファーストGoogle広告の飛躍となりそうなレスポンシブ検索広告

Googleは2017年5月にAIファーストを掲げ、広告の分野でも機械学習の活用はさらに加速しています。その目玉の一つとなりそうなのがレスポンシブ検索広告です。

レスポンシブ検索広告は今日(2018年7月31日)の時点では英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語でのみ利用可能で、日本語はまだこれからの予定でリリース待ちの状態です。

【2018年8月2日 追記】
YouTubeのGoogle Partners Livestreamによると日本ではベータ版が8月に公開されるとのことです。

レスポンシブ検索広告がこれまでの検索広告と大きく違うのは、最適な広告文をパーツの組み合わせでAIが作ってしまうところです。

広告文のパーツとして登録された短い文章を、AIが状況に合わせて自動で組み合わせテストを繰り返して学習し、検索語句やユーザーの状況に合わせてより最適な結果の出やすい広告を表示させる仕組みです。

レスポンシブ検索広告の概念図

レスポンシブ検索広告の場合は最大で15種類の見出しと4種類の説明文を組み合わせて広告文が自動作成されるので、その組み合わせは桁違いで万単位の数になります。

Googleによると、レスポンシブ検索広告の機械学習技術のテスト効果で、平均で獲得クリック数が最大15%増加したとのことです。

 

レスポンシブ検索広告で広告文テストや運用スタイルも大きく変わる?

これまでは広告文のテストをするためには、あるキーワードに対してテストしたい数の広告文を考える必要がありました。

たとえばある主要なキーワードに対して3つの広告文を3人別々に自由に考えたとして、そのうち1つが明らかにパフォーマンスが悪かったとします。しかし、その広告文のどの部分がパフォーマンスを落としていたかというのは、自由に作られた広告文の場合はハッキリと分からないことになります。広告文は文章として流れで意味を持つものなので、文章内の単語の順序なども成果に関わってくると考えられるからです。

逆に同じ順序の広告文で一部の語句だけ変えてテストするといったこともできますが、それだとテスト効果としては物足りないし、効果の高い広告文を見つけ出すにはより多くの表示回数やクリックが必要で、時間とお金がかかることになってしまい非効率です。

しかも数あるキーワードごとにテスト広告文を考えていくのはさらに現実的ではなくなってきます。かといって、すべてのキーワードに対して同じ広告文でテストをするのも上手い方法とは言えません。

レスポンシブ検索広告はこういった広告文テストの実務的な悩みを一気に解決してくれるツールだと期待できそうです。

機械学習の力で、人間ではできない多くのデータをリアルタイムで処理し続けて学習し、検索されたキーワードごとにそのつど最適な広告文という解を学習結果から見つけてきてくれるからです。

レスポンシブ検索広告が始まるとこれまでの運用スタイルも大きく変わりそうです。

広告運用も効率化がメインではなく、人間が日々生み出す検索クエリ(実際に検索されたワード)をチェックして、検索者の意図を肌で感じながら、広告文のパーツを入れ替えていくといったクリエイティブな仕事の重要性が増していきそうですね。

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