Google広告の機械学習は本当に効果的なのか「下書きとテスト」で実際に確かめよう

Google広告には「下書きとテスト」(Campaign drafts and experiments)という機能があります。

この機能を使うと、たとえば現状のキャンペーンや広告グループの構造に改善余地がないか、また新しく導入した機械学習の機能が自社のアカウントで効果を上げているか、といったことを自社の運用データで確かめることができます。

 

下書きの機能

下書きは、現在運用中の掲載結果に影響することなくキャンペーンに複数の変更を準備することができます。

一通りの変更が完了してからキャンペーンを実施したい場合や、テストで比較するためのキャンペーンを新たに設定するのに使います。

 

テストの機能

テストは、下書きとしてキャンペーンに変更を加えた状態と、現状動いている2つのキャンペーンを比較する機能です。

キャンペーンごとに、一度に実施できるのは、1つの下書きのテストのみとなります。1つのキャンペーンに、別のテストを予め設定しておくこともできますが、テスト期間の日にちが被らないようにする必要があります。

 

テストの設定について

テストを設定する際に、テストへの配分比率を設定します。デフォルトは50%です。

Google広告 テストの配分比率

検索ネットワークのテストでは、広告表示ごとかクッキーごとで、テストの時間か正確さどちらを優先するかの設定項目も出てきます。

テストが実施されるとその掲載結果を確認できるようになり、元のキャンペーンとの掲載結果を比較することができます。

必要に応じて、テストの期間を変更して早めにテストを終了することもできます。

テストの掲載結果が元のキャンペーンより良い場合、テストを元のキャンペーンに適用したり、新しいキャンペーンとして変換(元のキャンペーンは停止)することもできます。

この下書きとテストは、検索ネットワークとディスプレイネットワークで利用できます。YouTube動画、アプリ、ショッピングの各キャンペーンでは今のところ利用できません。

また、テストでは使えない機能もいくつかあります。たとえば、自動入札戦略の「検索ページの目標掲載位置」、「目標優位表示シェア」はテストできません。

 

機械学習が本当に効果的なのか自分のアカウントで実際に簡単に試せる

この下書きとテストの機能を使えば、例えばスマート自動入札などのGoogle広告の機械学習が自社の運用アカウントに有用かどうかを確かめることができます。

一部の自動入札戦略は下書きとテストに使えないと書きましたが、以下の自動入札はテストが可能です。

 クリック数の最大化
 拡張クリック単価(eCPC)
 コンバージョン数の最大化
 目標コンバージョン単価(目標CPA)
 目標広告費用対効果(目標ROAS)

例えば、運用開始からある程度時間が経ち、拡張クリック単価から目標コンバージョン単価への移行を考えているときに、この機能が役立ちます。

また機械学習が進むGoogle広告では、アカウント構造をできるだけ簡素化して広告グループにデータを集約させることをGoogleはGORINプロジェクトとして推奨しています。

この下書きとテストはキャンペーン単位でテストができるので、アカウント構造の簡素化で本当に効果が出せるのかといったことも試せる機能です。

 
今後、このブログでは機械学習の様々な機能を、この下書きとテストを使って検証し、結果をシェアしていきたいと考えています。

 
 

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