リスティング広告を始める前に、決めること/準備すること10項目

AdWordsやYahoo!プロモーション広告など、
リスティング広告を始めたいと思い立った時、具体的に何から始めればよいのか?

この記事では、リスティング広告を始めるタイミングで必要となる10の項目についてチェックリスト形式で書いてみました。

リスティング広告の初期設定の際に参考にしてみてください。

 

リスティング広告を始める前に決定すべき項目

ではまず、リスティング広告を始める際に決めておきたい重要項目5つについて説明します。

 

1.リスティング広告を使って広告を表示する場所(ネットワーク)を決める

日本国内の場合、リスティング広告といえばGoogle AdWordsとYahoo!プロモーション広告が2大広告媒体になります。

そして、Google AdWordsとYahoo!プロモーション広告それぞれに、

  • 検索結果に表示される「検索ネットワーク」
  • ブログやニュースサイトなどに表示される「ディスプレイネットワーク」

の2つがありますので、大きく分けると4つの場所に広告を表示させることができます。

予算が多い場合はこれら4つすべての場所に広告を表示し、逆に予算が少ない場合はターゲットに応じて場所を絞ったほうが良いでしょう。

例えば、ビジネス向けのサービスを扱っている場合はAdWordsの検索ネットワークは外せません。また一般消費者向けで緊急性の高い地域密着型のサービスを行っている場合はYahooの検索ネットワーク(スポンサードサーチ)から始めて見るなどです。

リスティング広告からの反応が十分得られ、広告予算を増やす段階で広告表示の場所を増やしていくと良いですね。

 

2.キャンペーンと広告グループの構成を決める

AdWordsやYahoo広告のアカウント内で、管理上最も大きな単位となるのがキャンペーンです。その下に広告グループが来ます。

キャンペーンでは、一日の消化予算の設定、表示地域の選択、地域・時間帯・デバイスの入札単価調整といったことができます。広告グループには、それぞれに、キーワード・広告文・リンク先URLを登録します。

キャンペーンや広告グループは、WEBサイトの構造や構成に合わせて作成するのが基本です。例えば、あなたのWEBサイト上で商品の大カテゴリと小カテゴリがある場合、大カテゴリごとにキャンペーンを作成し、小カテゴリごとに広告グループを作成します。

こうすることで、商品のジャンルごとにキャンペーンの機能で広告予算の割り振りを変えたり、個別の商品それぞれにピッタリの広告グループ(キーワード・広告文・リンク先URLのワンセット)を配して、リスティング広告の運用を効果的に行うことが可能となります。

 

3.使用する広告の種類を決める

リスティング広告で使える広告の種類には、テキスト広告以外にも静止画像を使ったイメージ広告や、動画広告などがあります。

イメージ広告はAdWordsとYahoo広告のディスプレイネットワーク上で表示させることができます。AdWordsでは動画の広告をYouTube上に掲載することができます。

リスティング広告ではテキスト広告だけではなくイメージ広告も使うのがお勧めです。物販の場合には商品画像を使えます。また自社のロゴマークを画像に入れてブランド認知を高めることもできますね。

 

4.表示地域

リスティング広告では、広告を表示させる地域を自分で選ぶことができます。

例えば、名古屋で地域密着型のビジネスをしている場合は自社から周囲50kmを指定したり(AdWords)、東海三県をターゲットに指定することが可能です。

海外向けのビジネスで複数の国に向けてAdWords広告を掲載する場合、国別にキャンペーンを分ける方法と、一つのキャンペーンの中で国別に入札単価調整をする方法があります。出稿する国の数が少ない場合は前者のキャンペーンごとに分ける方法を取ると良いでしょう。英語圏の国10~20ヶ国に広告を出す場合は1つのキャンペーンで入札単価調整を使う方法が向いています。

 

5.スマートフォンを重視するかどうか

扱う商品やターゲット、WEBサイトの作りなどによって、パソコンやタブレットに比重を置くのか、それともスマートフォンなのかを決めます。スタート前にターゲットをイメージして入札単価調整をしておくと良いでしょう。

例えばスマートフォンでの商品の購入率はパソコンと比べて下がると予想する場合は、スマートフォンのクリック単価を「パソコンとタブレット」に対して40%下げるといった調整が可能です。

運用開始後は、コンバージョン単価などの実績を見ながら調整率を変えていきます。

 

リスティング広告を始める前に準備が必要な項目

では次に、リスティング広告を始める際に準備作業が必要となる項目5つについて説明します。

 

6.リンク先ページのURL

広告からのリンク先(URL)として使える可能性のあるページをすべて洗い出してリストにし、それぞれのページがどんな特徴を持っているかチェックし、数が多い場合はメモをします。

ランディングページ1枚の場合は、広告からのリンク先ページは1つだけになります。

 

7.キーワードの選定

リスティング広告はキーワードに連動して広告が表示されますので、キーワードを増やせば増やすほど表示機会やクリック数は増えますが、あまり関係のないキーワードを登録してしまうとアカウント全体の評価が下がってしまうなどの弊害が出て逆効果となります。

ですので、提供する商品やサービスに関連するキーワードを登録するのが基本です。

キーワードは、

  • WEBサイト上にある関連キーワード
  • それらのキーワードと同じ意味の言い換えワード
  • 関連するキーワード同士の掛け合わせ

などによって増やしていきます。

言い換えワードや組み合わせワードが見込客のニーズに合致したものかどうかを一つずつ見ていく必要があります。

あるキーワードが含まれる場合は広告を表示しないようにしたい場合は「除外キーワード」を設定します。

 

8.広告文案の作成

広告文は、キーワードとリンク先URLの橋渡しになります。

キーワードをグルーピングしてリンク先URLに対応させたら、それらを結びつける最適な広告文を考えます。キーワードから広告文を考えて、リンク先URLを割り振るという順序でも構いません。

広告文にはキーワードを含めるのが基本です。クリック率が上がって効率よく広告の運用ができるようになるからです。

広告文には文字数制限がありますので広告文を作成するときには注意してください。

  • AdWordsヘルプ:テキスト広告の構成要素と文字数
  • Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)全角・半角問わず、タイトル15文字以内、説明文19文字以内+19文字以内
  • Yahoo!プロモーション広告(ディスプレイアドネットワーク)全角・半角問わず、タイトル15文字以内、説明文33文字以内または、19文字以内+19文字以内

私が広告文を作成するときは、ExcelのLENBやLEN関数を使って文字数をカウントし、条件付き書式の機能を使って文字数オーバーした時にセルの色が変わるようにしています。

広告文は同じ広告グループ内で2つ以上の広告文を同時に走らせることができます。そして、どちらが結果が良いかを比較することができます。

 

9.コンバージョンタグの設置

リスティング広告を運用する場合、メルマガ登録や資料請求など、見込客の獲得や商品の販売などが目標となります。

これらの目標が、どのキーワードや広告文から達成されたかなどを自動的に記録し、アカウントの効率的な運用を実現する仕組みがコンバージョン計測です。コンバージョン計測をすることで、広告グループのクリック単価調整を行ったり、広告文のABテストをすることが可能となります。

コンバージョン計測をWEBサイトのどこでするかを最初に決めて、そのページにコンバージョンタグを設置しておく必要があります。通常は、見積依頼や商品購入後のサンキューページに設置します。Google AnalyticsとAdWordsの組み合わせると、滞在時間やページビュー数などでコンバージョン計測することも可能です。

 

10.リマーケティングの設定について

一度サイトに来てくれた人に繰り返し広告を表示する仕組みがリマーケティングです。リマーケティングを実施するとコンバージョン数が増えます。

リマーケティングは以下の様な設定ができます。

  • 訪問者すべてを追跡
  • 15秒以上サイトに滞在した人だけ追跡
  • ある指定したページに辿り着いた人だけ追跡
  • メルマガ登録が済んだ人にはリマーケティングを解除

また、広告が表示されすぎないように、例えば1週間あたり7回まで広告を表示するという設定も可能です(フリークエンシーキャップ)。

リマーケティングタグは、自社のサイトであれば他のドメインに設置することも有効です。コンテンツマーケティングを行っている別ドメインのブログや、関連商品のサイトにリマーケティングタグを設置して、目的の販売ページに見込客を誘導するという手もあります。

 

まとめ

以上、リスティング広告を始める際に確認しておきたい項目一覧でした。

簡単にまとめると、以下の流れになります。

  1. アカウント、キャンペーン、広告グループなどの構成を決める
  2. 表示地域やデバイスを決める
  3. 広告グループの要素であるキーワード・広告文・リンク先URLを準備する
  4. コンバージョンタグやリマーケティングタグを設置する

リスティング広告の設定はいろいろと細かい設定項目がありますが、その分自由度も高く、設定の仕方次第で成果も大きく変わってきます。

以上、AdWordsの設定の際には参考にしてみてくださいね。

 
 

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