世界の2大ネット広告はアジア15ヶ国で何人に届くか?グラフで比較

 
自社の商品やサービスを発展していくアジアに売りたい。そう考えたことのあるあなたへ。

この記事では、東アジアと東南アジアの15ヶ国で、世界的にメジャーな2大ネット広告であるGoogle AdWordsとfacebook広告を、それぞれの国で何人の人が目にしているか(推定リーチ数)をグラフで比較してみました。

今回比較する国は、中国、インドネシア、日本、フィリピン、ベトナム、タイ、韓国、マレーシア、台湾、カンボジア、香港、ラオス、シンガポール、マカオ、ブルネイの15ヶ国です。

 

まずは東アジアと東南アジアの15ヶ国の人口をグラフで

AdWordsとfacebook広告でリーチできる国別の人数を見る前に、各国の人口をグラフでおさらいしておきたいと思います。

東アジアと東南アジアの15ヶ国の人口グラフ

東アジアと東南アジア15ヶ国の人口

人口世界一位の中国が13億人超えと圧倒的に多くなっています。その次にインドネシアが2.5億人。日本、フィリピン、ベトナムが1億人前後。タイと韓国が5000万人超え。マレーシアと台湾は数千万人となっています。

 

Google AdWordsで何人にリーチできるか?

それではまず、Google AdWordsの広告が何人に届くかのグラフです。

AdWords設定画面でターゲットとなる国を選んだ時に出てくるリーチ数のグラフです。(AdWordsヘルプ:リーチについて

AdWordsリーチ数のグラフ

AdWordsのリーチ数

AdWordsの国別推定リーチ数では15ヶ国中、日本が一番となりました。

インドネシアや中国は、人口の割にAdWordsのリーチ数がぐっと下がります。インドネシアはネット普及率が20%未満と低いこと、中国はBaiduなど他の検索エンジンのシェアがGoogleよりずっと高いことなどが理由として考えられます。それでもこの2つの国は人口が多いので、日本を除く他の国々よりもAdWordsのリーチ数が多くなっています。

その次はベトナムとタイになります。この2つの国に地理的に挟まれているカンボジアとラオスとくらべ、ベトナムとタイのAdWordsリーチ数は断然多くなっていますね。人口とネット普及率の差が主な要因と考えられます。

韓国は人口の多さとネット普及率の高さの割にAdWordsのリーチ数が少なくなっています。これはNaverが検索エンジンシェアの多くを占めGoogleの利用率が低いためです。

香港とシンガポールはAdWordsのリーチ数が人口の数を超えています。AdWordsのリーチ数が人口を上回っている理由は、一人の人間が複数のGoogle関連サイト、複数のブラウザやデバイスを使っているなどの理由から、記録される一人当たりのCookie数が多くなるためと考えられます。(AdWordsヘルプ:リーチについて

 

facebook広告の国別推定リーチ数

次にfacebook広告の国別リーチ数を見てみます。

以下の初期設定で、facebook広告の管理画面で表示される推定リーチ数を国別にグラフ化しました。
年齢: 18歳〜65+歳
配置: デスクトップのニュースフィードと右側広告枠、モバイルフィード、サードパーティアプリに掲載

Facebook広告リーチ数のグラフ

Facebook広告のリーチ数

AdWordsの時と比べると、日本は4位と順位を大きく下げ、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシアといった東南アジアの国が上位を占めています。facebookの東南アジアでの人気が伺えますね。実際、facebook広告を運用すると、上記の東南アジアの国々から多くの反応を得ることができます。

中国も大きく順位を下げてゼロに近い数値となっています。これはfacebook自体が中国で禁止されているからです。ベトナムも以前facebookが使えない時期がありましたが、今は問題なく使えるようです。

また、台湾と韓国を比べると、台湾のほうがfacebook広告のリーチ数では多くなっています。人口は韓国が台湾の2倍以上なので、台湾でもfacebookの人気が高いことが分かります。

 

AdWordsとfacebook広告の合計

最後はAdWordsとfacebook広告のリーチ数合計のグラフです。

AdWordsとFacebook広告リーチ数の合計グラフ

AdWordsとFacebook広告のリーチ数合計

AdWordsとfacebook広告のリーチ数を足すと、インドネシアと日本がほぼ同じで抜けています。

ちなみにこれら15ヶ国において、AdWordsリーチ数の合計は約3億9000万、facebook広告のリーチ数合計は2億2000万でした。

 

まとめと補足

AdWordsとfacebook広告のリーチ数の比較はいかがでしたでしょうか?

ネットの普及率やfacebookの利用率の違いなどによって、AdWordsとfacebook広告のリーチ数は人口の比率とはかなり異なる結果になりました。

以下、補足しておきます。

・実際の広告運用の際は、使用する言語によってリーチ数はかなり異なってきます。たとえば、インドネシアや日本では、インドネシア語や日本語を使わないとリーチ数がかなり減ってしまいます。また、タイ、フィリピン、マレーシア、香港、シンガポールといった英語話者の多い国では英語で多くの人にリーチができます。

・AdWordsのデータにはディスプレイネットワークが含まれていませんので、リーチ出来る数はもっと増える可能性があります。ディスプレイネットワークとは、Googleの検索結果ではなく、ブログやYouTubeに出てくるAdWords広告のことです。

以上、これらの国にネット広告を使ったプロモーションをお考えの際、参考にしてみてください。

 
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