完全一致のインプレッションシェアを使って広告グループのキーワード構成を見直す手順

Google AdWordsの「検索広告の完全一致のインプレッション シェア」は、登録しているキーワードと実際に検索のあったキーワードがどのくらい一致しているかの指標です。

この指標の完全一致というのは、キーワードのマッチタイプの完全一致のことではありません。マッチタイプには関係なく、例えば部分一致で登録しているキーワードであっても検索ワードと一致すると、完全一致のインプレッションとして数えられます。

この完全一致のインプレッションシェアが相対的に低い広告グループを見ていくと、部分一致を絞り込み部分一致やフレーズ一致など他のマッチタイプに変更するヒントを得られたり、広告グループ単位で除外すべきキーワードや他の広告グループに分けるべきキーワードを見つけることができ、広告グループのキーワード構成を効率よく改善することができます。

その手順を具体的に書いていきます。

 
 

1.広告グループタブで、競合指標の完全一致のインプレッションシェアを表示させる

完全一致のインプレッションシェアはデフォルトでは管理画面に表示されていないので、「表示項目」メニューから選んで表示させます。

1.広告グループタブで、競合指標の完全一致のインプレッションシェアを表示させる

 
 

2.フィルタで検索ネットワークのキャンペーンだけ表示させる

検索ネットワークのキャンペーンが複数ある場合はフィルタリングを使って検索ネットワークのキャンペーンだけを表示させます。

検索ネットワークのキャンペーンが一つの場合や、特定のキャンペーンだけ編集したい場合はそのキャンペーンを選ぶだけです。

2.フィルタで検索ネットワークのキャンペーンだけ表示させる

 
 

3.表示回数の多い順で並べ替えて、完全一致のインプレッションシェアが低い広告グループを編集

インプレッションシェアの比較になりますので、表示回数の多い順で広告グループを並べ替えます。

そして上から順に見ていって、完全一致のインプレッションシェアが相対的に低い広告グループを見つけてそれを編集します。

3.表示回数の多い順で並べ替えて、完全一致のインプレッションシェアが低い広告グループを編集

 
 

4.広告グループのキーワードタブで「検索語句」をクリックして実際の検索語句を確認して編集

その広告グループで「検索語句」をクリックすると、どんな検索語句(検索クエリ)でこれまで検索されてきたのかが分かります。

4.広告グループのキーワードタブで「検索語句」をクリックして実際の検索語句を確認して編集
 
 
完全一致のインプレッションシェアが低い広告グループの検索語句を見ていくと例えば、

  • 他の広告グループに出てきて欲しい検索語句がある
  • 登録していないライバルの固有名詞が現れる
  • 固有名詞の別の呼び名を発見できる
  • 新たにキーワードとして登録すべきフレーズが沢山出てくる
  • 対立する意図しない側のターゲットに表示されていることが分かる(例えば雇用主と従業員など)

といった様々な改善のヒントを得られます。

このように、表示回数が多く完全一致のインプレッションシェアが低い広告グループは、改善の効果を大きく上げられる可能性の高い広告グループである確率が高くなります。

 
 

改善の具体策としては、

  • 部分一致を絞り込み部分一致に変更する
  • 他の広告グループに表示したいワードを広告グループ単位で除外ワードに追加する
  • 全く表示したくないワードはキャンペーン単位の除外ワードに追加する
  • コンバージョンが取れているキーワード用に新たに広告グループを追加する
  • 広告グループに関連する3語以上の実際の検索語句をフレーズ一致として登録する

といった方法が考えられます。

 
 
この作業を続けていくと、広告グループに登録されたキーワードに対して意図する広告文を表示できキーワードと広告グループの関連性が高まり、クリック率も高まっていくことになるので、品質スコアが上がってアカウント全体のパフォーマンスを上げることが可能となります。
 
 

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YDN “ディスプレイ”の画像ファイル広告を一括変更登録する手順

YDNには、テキスト/ディスプレイ/テンプレートと3つの広告掲載フォーマットがあります。

YDNには今のところ、AdWords EditorやYahoo!キャンペーンエディターのようなオフライン編集ツールがありませんので、広告文などを一括編集するにはエクスポート/インポート機能を使います。

“テキスト”と、“テンプレートのテキスト部分”については、エクスポートしたCSVファイルを少し書き換えるだけで、簡単に広告文の変更や追加ができます。
Yahoo!スポンサードサーチやYDNでインポート機能を使ってA/Bテストの広告を一括登録する方法

しかし、ディスプレイの広告は画像ファイルになるので、一括登録するにはCSVファイルの編集だけでなく前もって画像のアップロードが必要となります。

その手順をこの記事で説明します。

 
 

まずは画像をアップロード

 
画像ファイル管理で「複数のファイルをまとめて追加する」で、画像をまとめて追加します。

この例ではわかりやすいよう3つのファイルを追加しています。

画像ファイル管理 →画像追加ボタン → 複数のファイルをまとめて追加する → ファイル選択

 
 

画像情報のCSVをダウンロード

 
画像をアップロードすると、それらに新しく画像IDが割り振られますので、そのCSVデータをダウンロードします。

全画像情報のダウンロードファイルを作成

 

ダウンロードしたCSVにある以下の3つの情報、ピクセルサイズ、画像名、画像IDを後で使います。

画像情報のダウンロードファイルのピクセルサイズ、画像名、画像IDを後で使います。

 
 

広告のCSVファイルをダウンロードして編集

 
広告タブで、変更する元となるディスプレイの画像広告をチェックし、それらのダウンロードファイルを作成します。

広告タブで選択した広告のダウンロードファイルを作成

 
ダウンロードしたCSVファイルを開き、まずはピクセルサイズに合わせて新しく追加する画像名に書き換えます。

ピクセルサイズに合わせて新しく追加する画像名に書き換える

 
そして、広告IDを消し、画像IDを新しく書き換えます。

広告IDを消し、画像IDを新しく書き換える

あとは、このファイルをアップロードすれば、ディスプレイの画像広告の新規追加が完了します。
 
 

少し手数はかかりますが、多くのディスプレイよう広告画像がある場合は一括でできるので、管理画面上でやるよりとても簡単です。

 
 

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AdWordsの入札戦略、目標広告費用対効果(ROAS)の設定

通販サイトや教材販売などネットで売上が上がるビジネスを行っていて、リスティング広告で合計コンバージョン値を使って売上まで計測している場合には「目標広告費用対効果(ROAS)」の入札戦略が使えます。
※ROASは“Return On Advertising Spend”の略

コンバージョンにつながるクリックとそうでないクリックがあるように、売上につながるコンバージョンとそうでないコンバージョンがあります。この目標広告費用対効果の入札戦略を使うと、売上に繋がりやすいコンバージョンをより多く得られるよう、AdWordsのシステムがクリック単価を自動で調整してくれます。

目標広告費用対効果の入札戦略では、デバイス、ブラウザ、地域、時間帯などのリアルタイム情報を使用して入札単価が調整されます。

今回、目標広告費用対効果の入札戦略を設定するアカウントのリマーケティングキャンペーンでは以下のように、スマフォとPCで使っている費用はだいたい同じでコンバージョン指標はスマフォのほうが良いにも関わらず、合計コンバージョン値(売上)はPCのほうが2倍近く良いという結果が出ています。このような1コンバージョンあたりの合計売上金額の偏りを最適化してROASが改善するのを期待できます。

スマフォとPCで使っている費用はだいたい同じでコンバージョン指標はスマフォのほうが良いが合計コンバージョン値(売上)はPCのほうが2倍近く

 
 
それでは、このアカウントに入札戦略を設定していきます。

目標広告費用対効果の入札戦略の設定手順

 

まずは、共有ライブラリの入札戦略から目標広告費用対効果を選択します。

共有ライブラリの入札戦略から目標広告費用対効果を選択

 
 
次の画面で、

入札戦略にわかりやすい名前を付けて、キャンペーンを選択し、目標広告費用対効果(ROAS)を入力して保存します。

ROASの推奨値は、過去数週間の実際の広告費用対効果をもとに算出されます。推奨値をそのまま使用するか、実際のビジネス目標(たとえば売上=広告費の3倍)に準じて設定しても良いと思います。

入札戦略にわかりやすい名前を付けて、キャンペーンを選択し、目標広告費用対効果(ROAS)を入力して保存

 
 

あとは、キャンペーン設定の入札戦略で先ほど作成した目標広告費用対効果の入札戦略を選択し保存して設定完了です。

キャンペーン設定の入札戦略で先ほど作成した目標広告費用対効果の入札戦略を選択し保存

 
 

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Yahoo!スポンサードサーチのフィルタリングを使ったキーワードの一括単価調整

今日は、Yahoo!スポンサードサーチで、フィルタリングの機能を使ったキーワードの一括単価調整について書きます。

通常は広告グループやキーワードタブで合計金額やコンバージョン数などで並べかえをして順番に単価調整をしていきますが、フィルタリングを使えば一度に単価調整の対象となる広告グループやキーワードの単価調整ができるので便利な場合があります。

今回の例は、目標CPA(コンバージョン単価)が1,200円のアカウントについて、コンバージョン率が平均以上でコンバージョン単価が目標の1200円以下のキーワードをフィルタリングして、それらのクリック単価をインポート機能を使って一括で調整する手順です。

 
 

ある程度長めの表示期間を取ってから、
まずは、キーワードタブで以下の様なフィルタを作成して適用ボタンを押します。

ユニークコンバージョン数、ユニークコンバージョン率、コスト/ユニークコンバージョン数でフィルタリング

  • ユニークコンバージョン数は2または3以上とすれば、たまたまコンバージョンしたデータを除くことができます。
  • ユニークコンバージョン率、このアカウントの平均値を入れてコンバージョン率が平均より高いキーワードを選び出します。
  • コスト/ユニークコンバージョン数(コンバージョン単価)にはこのアカウントの目標CPCである1,200円を入れて、それより低いキーワードを選び出します。

 
 

次に、フィルタリングしたキーワードを全選択してダウンロードします。

フィルタリングしたキーワードを全選択してダウンロード

 
 

あとは、エクセルでCSVファイルのクリック単価を編集してインポートすれば、フィルタリングされたキーワードのクリック単価の一括単価調整が完了です。

なお、広告グループの入札単価をキーワードに使っている場合は、ダウンドーロしたCSVファイルの入札価格のところにある「(一括入札)」の文字を消して数字だけにすれば、キーワード単位のクリック単価の編集が可能になります。その際、ラウンド関数 =round(,0) を使うと小数点以下を四捨五入できます。

ラウンド関数で入札価格の小数点以下を四捨五入

 
 

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AdWordsリマーケティング類似ユーザーの広告表示の質を改善する実践例

リマーケティングの類似ユーザーを使うと広告の表示機会がいっきに増えます。

たとえばこの記事で紹介している事例では、過去30日で類似ユーザーの平均クリック単価が1/2にもかかわらず、その表示回数は元のリマーケティングリストへの表示とくらべて5倍以上の表示回数となりました。

しかしやはり、その表示の質は元のリマーケティングと比べて劣るので、その表示の質を上げる表示の絞り込み施策についての実践例をこの記事では書いてみます。

類似ユーザーのクリック単価は半分にもかかわらずコンバージョン単価は3倍という例

類似ユーザーのクリック単価は半分にもかかわらずコンバージョン単価は3倍

 
 

クリック単価を下げるのではなく、表示の絞り込みを先にする

重要なのは、このような状態になって表示機会がいっきに増えた場合、類似ユーザーのコンバージョン単価が低いからと言って単純にクリック単価を下げるのではなく、表示の絞り込みを先にすべきということです。

なぜかというと、クリック単価を下げることによってコンバージョン率が高いユーザーの集団に広告を届けることができなくなってしまい、せっかくとれていたコンバージョンが取れなくなってしまう可能性が出てくるからです。

表示の絞り込みをする際にはコンバージョン単価が低くコンバージョン数が多い表示先というのが質の高い表示先と判断できます。

今回は、デバイスと性別で結果に違いが出るという特徴が見られたので、その2点について表示の絞り込みを行います。

 
 

デバイス別のコンバージョン数を比較

 
デバイス別のデータを見てみると、元のリマーケティングリストではPCとスマフォ経由どちらもそれほど変わらないコンバージョン単価でしたが、

元のリマーケティングの広告グループではデバイス別にそれほど違いは見られない

 
類似ユーザーのリストではスマフォからのコンバージョンに偏っていました。

類似ユーザーの場合はPCと比べてスマフォのほうがかなり良い結果が出ている

ですので、この類似ユーザー広告グループのスマフォの入札単価調整費を増やす設定をしました。

 
 

男女別のコンバージョン数を比較

 
男女別のデータを見てみると、元のリマーケティングリストからのコンバージョンが男女でコンバージョン数の開きがないのと比べ、類似ユーザーのほうは男性からのコンバージョンが多いという特徴が見られました。

類似ユーザーのほうは男性からのコンバージョンが多いという特徴がある

 
ですので、この例では男性の入札単価調整費を上げるという設定をしてみました。

男性の入札単価調整費を上げるという設定

 
年齢については選択肢が男女やデバイスと比べて多いので、もう少し全体のコンバージョン数が増えてより統計データとして有意な状態になったら絞り込みができそうです。

 
 

今回はデバイスや属性データに違いが見られたのでそこで絞り込みをしてみましたが、広告グループ除外設定からトピックやインタレストなどを使って絞り込みを掛けるという方法も考えられますね。

 
 

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リスティング広告のアカウント全体の品質スコアが改善しているのかを知る方法

今日は、

AdWordsやYahoo!スポンサードサーチのアカウント全体の品質スコア(Yahoo!は品質インデックス)が改善しているのかを知る方法

について書きます。

 

品質スコアには、アカウント全体の平均値や推移のグラフがないので、私の場合は品質スコア8以上のスコアの良いキーワード数の増減を記録して見ています。

また同時にアクティブなキーワード数も一緒に記録しておくと、全体のなかで品質スコア上位のキーワード数の比率がわかるのでより役立つデータになります。

 
 

やり方はまず、

キーワードタブのフィルターメニューで「品質スコアが8以上のキーワードをフィルタリング」してフィルタメニューを保存して適用ボタンを押します。

キーワードタブのフィルターメニューで品質スコアが8以上のキーワードをフィルタリングしてフィルタメニューも保存して適用

この設定をしておくと次回からフィルタメニューを呼び出すだけで簡単に品質スコア8以上のキーワードをフィルタリングすることができます。
※Yahoo!スポンサードサーチも基本的に同じやり方です。

フィルタ結果の画面を一番下までスクロールすると右下にキーワード数が表示されますので、その値をエクセルなどの管理シートに記録します。

 
 

また、アクティブなキーワード数も以下のように表示させます。

アクティブなキーワードのみ表示させる

上と同じ様に画面をスクロールして一番右下に出てくるアクティブなキーワード数も記録しておけば、キーワード全体の数に対して品質スコア8以上のキーワード数がいくつあるかの比率を確認することができます。

全体のキーワード数は追加や削除などで常に変動しますので、比率もチェックしておくとなお良いですね。

 
 

品質スコアは、通常は時間が経つほど8以上の高い品質スコアを持つキーワードが増えていきますが、アカウントによっては品質スコア9や10のキーワードが増えず、1~3の低い品質スコアのキーワードが増えていってしまうことがあります。

このようなアカウントは要注意です。

広告文のクリック率が悪かったり、WEBサイトの品質評価が低かったり、関連性の低いキーワードを入れすぎたりしていることが考えられます。

 

この記事で書いたような品質スコアの増減を管理できるような表があれば、毎月1回程度チェックするだけで、アカウント全体の品質スコアがよくなっているのか、悪くなっているのかが分かります。

キーワード全体の数を減らさず、または少しずつ増やしながらも、品質スコアの高いキーワードの数とその比率を増やしていくのが理想的な運用です。

 
 

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品質スコアの低いキーワード。。どれを削除し、どれを残すべきか?

品質スコアが1~3といった低いキーワードはそのままにしておくと、アカウント全体の品質スコアにまで影響を与えてしまい、キーワード全体の品質スコアが下がってしまいますので、それらの品質スコアが低いキーワードは削除または停止しておく必要があります。

これらの操作を全くしないでそのままにしておくと、アカウント内に品質スコア9や10のキーワードがなかなか出てこない、といった状況になってしまいます。

ただ、品質スコア1以下はすべて削除するにしても、2以下のキーワードを削除するのか、それとも3以下にするのか、などと迷ったことはありませんか?

 

例えば品質スコア2以下はすべて削除、3以上はすべて生かしておくという判断でもいいと思いますが、もう一つ軸を加えるとすれば、例えば以下の方法があります。

 

その方法は、コンバージョン数を見る方法です。

まずは、削除するか残すか迷うレベルの品質スコアが2か3のキーワードをフィルタリングし、

品質スコアが2か3のキーワードをフィルタリング

 

フィルタリングした結果をコンバージョン数で並べ替えて、コンバージョンがゼロのキーワードだけ削除します。

コンバージョン数がゼロのキーワードだけ削除する

 
 
たとえ、AdWordsのシステム的な評価が何らかの理由で一時的に悪くても、実際にコンバージョンが出ていればそのキーワードは実質的に品質の良いキーワードということになります。

広告文の変更やキーワードの組み換えなどにより推定クリック率が上がれば品質も上がってきます。コンバージョンが出ているキーワードというのは品質スコアが上がる可能性の高いキーワードになりますので、品質スコアが低いキーワードであってもコンバージョンが取れているキーワードであれば残すという手が考えられるのです。

 

逆に、普通に運用していて品質スコアの向上サイクルが上手くまわり、7~9のキーワードが相対的に多くなると、4や5のキーワードが必要なくなることもありえます。そうなった場合は、コンバージョン率やクリック率が低い実績を上げていないキーワードを、品質スコア4や5の中から探して削除しても良いですね。

 
 

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AdWordsの最適化案では、まずは質の改善に取り組む

AdWordsではトップメニューに「最適化案」というメニューがあり、AdWordsが自動的にアカウントを改善するいろいろな提案を定期的に行ってくれます。

私の場合、広告文やキーワードのグルーピングなどの“質”を改善するような提案にはすべて取り組みます。

しかしすべてAdWordsがシステム的に提案したとおりにやる必要はないと考え、例えば“予算をあげたらクリック数が増える”といった量だけの観点からの最適化提案にはあまり取り組むことはありません

クリック数が増えても、単にクリック単価が上がってしまったり、クリック後のコンバージョン率が下がってしまえば広告の効率や効果が落ちてしまうこともあるからです。

 
 

最適化案の提案例

例えば以下のような5つの提案が出てきたとすると、取り組むのは赤枠で囲った1番目と4番目の広告文の改善だけです。

  1. 新しいキーワードの追加
  2. 予算の引き上げ
  3. 入札単価の引き上げ
  4. 広告文を目立ちやすく長い広告見出しに
  5. First Page Bidへのクリック単価引き上げ

AdWordsで、どの最適化案に取り組むか

この中では1番目と4番目が質を改善する提案です。それ以外は量を増やして量を増やすような提案ですので、この最適化提案の画面で直接取り組むことはあまりありません。

 
 

1番目は、AdWordsがキーワードの新規提案をしてくれます。提案されたキーワードの中には機械的に選ばれた関連性の薄いキーワードも多く見られまので、一つずつ複合キーワードとしての意味を見ていって、追加する必要のあるワードだけを追加します。

新しいキーワードの追加は、広告グループとキーワードを照らしあわせて一つずつ見ていく

 
 

4番目の提案は広告文1行目のタイトル部分を長く表示させることができる最適化提案です。詳しくはこちらの記事に書きましたのでご参照ください。

 
 

その他、例えば広告グループごとに最適なキーワードに自動で振り分けてくれる最適化などもあります。これは質を改善するものですので積極的に利用しています。

この例だと、Japan と Japanese、Car と Vehicle はAdWordsによって明確に識別されていることも分かります。

テーマを絞った広告グループを作成

この最適化の場合は広告グループの新しく出てくるキーワードグループごとに、広告文をキーワードに合わせて変更できますので使いやすい機能です。

 
 

まとめると、特に予算が限られている場合などは、これらの質を改善した結果、質の良いクリックが増えるイコール同じ予算でコンバージョン数も増える、というのが理想です。

コンバージョン数が増えてビジネスの利益も増えたら、広告費やクリック単価を上げて表示機会を増やす最適化案もできるようになります。

 
 

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Yahoo!スポンサードサーチで検索クエリを登録して品質インデックスを上げる手順

今日は、Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)の品質インデックスを上げる方法の一つで、クリック率の高い検索クエリを登録する私の手順について書きます。

AdWordsとYahoo!プロモーション広告では、管理画面の操作方法が異なります。

Yahoo!スポンサードサーチの場合は、AdWordsのように一括登録してからキーワードのマッチタイプを変更するのではなく、クリック数が多く影響力の大きい広告グループを上から一つずつ見ていく方法を私は取っています。

・AdWordsの記事はこちら
AdWords 検索クエリのデータからクリック率の高いキーワードを追加し品質スコアを上げる手順

 
 

1.キーワードタブ → 検索クエリを表示メニュー → すべてのキーワードを選択

期間を例えば過去3ヶ月として、キーワードタブから検索クエリメニューをクリックして「すべてのキーワード」を選択して検索クエリを表示させます。

1.キーワードタブ → 検索クエリを表示メニュー → すべてのキーワードを選択

 
 

2.検索クエリをクリック数の降順で並べ替え → 編集したい広告グループ名と全体のクリック率をコピペしておく

検索クエリをクリック数の多い順で並べ替えたら、編集したい広告グループ名と、全体のクリック率をテキストファイルなどにコピペしておきます。この例の場合は、「効率の良い勉強法」と「4.25」%になります。

2.検索クエリをクリック数順で並べ替えて広告グループ名をテキストファイルにコピ&ペーストしておく

 
 

3.クリック率、広告グループ名、検索クエリー、クリック数などでフィルタリング

AdWordsの場合は管理画面上で広告グループごとに紐付けられた検索クエリのキーワードを一括登録できるので、登録後にAdWords Editorでキーワードのマッチタイプを変更しましたが、Yahoo!スポンサードサーチの場合は広告グループ単位の一括登録しかできないので、クリック数の多い影響力の大きい広告グループについて一つずつキーワードの追加を行います。

ただ、AdWordsと違ってYahoo!のほうは広告グループへキーワードを登録する際にキーワードのマッチタイプを指定できるので、そこは便利です。(後述)

 

下の画像のフィルタの内容について説明すると、クリック率はアカウント全体のクリック率をこの例では入れています。AdWordsでは2倍としましたが、Yahoo!の場合はアカウントの平均クリック率をそのまま入れても高いクリック率の検索クエリが表示されます。

また、広告グループ名を指定するだけではなく、検索クエリをいくつか指定することで広告グループに関連する検索クエリだけを表示させることが可能となります。

クリック数は2以上を入れると今後も表示される可能性の高い検索クエリだけ絞り込むことができます。クリック数の指定は広告グループやアカウントの状況によって無くても良い場合もあります。

3.クリック率、広告グループ名、検索クエリー、クリック数などでフィルタリング

 
 

4.フィルタリングされたキーワードを一括選択してキーワードとして追加ボタンを押す

この例では以下のように絞り込みされました。

4.フィルタリングされたキーワードを一括選択してキーワードとして追加ボタンを押す

 
 

5.マッチタイプをフレーズ一致に変更してからキーワードを追加する広告グループを指定

あとは以下の画面でマッチタイプをフレーズ一致にしてフィルタリングされたキーワード群を該当する広告グループを選んで登録するだけです。

フレーズ一致にするのは、部分一致のまま登録するといわゆる部分一致の拡張が起きて予期せぬ検索キーワードで広告が表示されてしまうのを防ぐためです。場合によっては完全一致を選んだり、あとから絞り込み部分一致にするのも良いでしょう。

5.マッチタイプをフレーズ一致に変更してからキーワードを追加する広告グループを指定

 
 

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品質スコアUPのため一括追加した部分一致キーワードをAdWords Editorでラベルを使いフレーズ一致に変更する手順

昨日書いた記事(検索クエリのデータからクリック率の高いキーワードを追加し品質スコアを上げる手順)の続きです。

AdWordsで検索クエリからクリック率の高いキーワードを選び出して新たなキーワードとして一括登録する際、キーワードマッチがすべて部分一致になってしまいます。

部分一致だと予期せぬ検索キーワードで広告が表示されてしまうことがあるため、それら新たに追加したキーワードのキーワードマッチタイプを部分一致からフレーズ一致や完全一致に変更する方法について書きました。

ラベル編集が可能となったAdWords Editorのバージョン11.1 以降を使います。

 
 

1.AdWords Editor(バージョン11.1 以降)で、共有ライブラリ→ラベル→ラベルを追加→ラベル名を日付で入力

AdWords Editorはバージョン11.1 以降からラベル編集ができるようになりました。こちらからダウンロードできます。

まずは、共有ライブラリからキーワードを追加した日付を名前としてラベルを追加します。なにもラベルを設定していないばあいは「original」などのラベルも設定します。

1.AdWords Editor(バージョン11.1 以降)で、共有ライブラリ→ラベル→ラベルを追加→ラベル名を日付で入力

 
 

2.キャンペーン→キーワードとターゲット設定→キーワード→ラベル→編集→「original」にチェック→OKボタン

AdWords Editorのキャンペーン編集に戻ってキーワードのラベルを編集します。

最新の変更を取得してしまうと新しく追加したキーワードと元からあったキーワードの見分けがつかなくなってしまいますので、最新の変更を取得する前に、元からあったキーワードに「original」など分かるようラベルを設定しておきます。

手順1と手順2はどちらが先でも構いません。

2.キャンペーン→キーワードとターゲット設定→キーワード→ラベル→編集→「original」にチェック→OKボタン

 
 

3.originalのラベルを付けたあとで、最新の変更を取得

繰り返しますが、originalなど元からあったキーワードにそれが分かるよう名前を付けてから、最新の変更を取得します。

3.originalのラベルを付けたあとで、最新の変更を取得

 
 

4.最新の変更取得後、ラベルで並べ替えて新しく追加したキーワードに日付のラベルを付けてOKボタン

最新の変更を取得し、新しいキーワードに手順1で作成した日付のラベルを設定します。

4.最新の変更取得後、ラベルで並べ替えて新しく追加したキーワードに日付のラベルを付けてOKボタン

 
 

5.新しく追加したキーワードのマッチタイプを、部分一致からフレーズ一致か完全一致に変更

ラベルで元からあったキーワードと新しく追加したキーワードを分類することができましたので、「選択したキーワードの編集」タブで、部分一致のマッチタイプをフレーズ一致や完全一致に変更します。

フレーズ一致か完全一致かの判断基準は私の場合、2語以上の複合キーワードにはフレーズ一致を設定し、1語の単一ワードには完全一致を設定することが多いです。2語の複合キーワードにも他のキーワードとの関係で完全一致を設定する場合があります。

5.新しく追加したキーワードのマッチタイプを、部分一致からフレーズ一致か完全一致に変更

 
 

以上、ちょっと細かい設定ですが、AdWordsの管理画面上の編集だけでは検索クエリから拾いだした質の高いキーワードのマッチタイプを自由に設定することができないので、この手順を私は実施しています。

AdWords Editor最新版のラベル編集機能を上手く活用したいですね。

 
 

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